大手ICTAHC

「大手に行きたい」は目的じゃない。

先日、かわいいかわいいゼミの後輩たちへ就職活動のお話をさせてもらいました。

その名も「㊙️浅野有希流 就職活動必勝BOOK

丸一年間、かなり真剣にいろんなことを考えながら取り組んだ就職活動!
その甲斐あって、いっちばん行きたかった大好きな会社に内定をいただくことができました。

あくまでかわいい後輩のためにつくったものなので㊙️ですが、今回から一部公開。 (本当はいろんな事情で書けない笑)


とみこさんのnoteに感銘を受けたので…
何回かにわけて「わたしの就活戦略」というマガジンをつくっていきます~!!※あくまで私個人の意見・やり方なのでご注意を!

とりあえず第一回「目的と手段の話」

このnoteの目次
1. 就職活動はあくまで手段
2. 目的・軸の立て方
3. ”やりたい仕事病”に注意



1. 就職活動はあくまで手段


私が将来叶えたい夢・目標は「持続可能な地域活性化」です。
(これについては昔書いたのでぜひ『持続可能な地域活性化』を!)

よく「就職活動の軸」という風に言われることがありますが、これは(今の自分が思う)人生の軸
「なぜ、なんのために働くのか??」というところを考えた結果です。


この目的を達成するための手段のひとつとして、「就職活動」があると考えていました。

もしもこの世に存在しないのなら、自分でつくっていくしかないかな?と思ったり、ちょうどアシスタントナイトという素敵なイベントで「アシスタント」という働き方を勉強したりもしました。


だから就職活動も、私にとってはこの目的を達成できるような仕事や企業はあるかな?という、”探し歩く旅”のようなものでした。

本当、業界や企業規模なんかじゃ全く絞れず、一年もかかってしまいましたが(笑)ただ未知だったので、合説も短期インターンも全部楽しかったです。



※何度も言いますが、あくまで私の持論です↓
「この業界で働きたい」「大手に行きたい」「ベンチャーに行きたい」っていろいろありますよね。全然いいと思うし、自分の意思があるって立派なことです。でも、それは目的とはいえません。

なぜならそれは目的ではなく手段だと思うからです。就職も同じで、”手段”ですよね。


その先に自分が叶えたい夢・目標があって、それこそが目的なのではないでしょうか。

この目的と手段を勘違いすると、選考が進んでいくにつれ企業側とのすれ違いを生むと思いませんか??私は思います……。


2. 目的・軸の立て方

この「持続可能な地域活性化」という目的は、いろーーんな実体験によるものです。このふきだしには具体的なエピソードが書いてあったのですが恥ずかしいから消しました笑

いろんな地方やイベント、インターン先やふたりごと文庫で感じたことの共通項や解決策を整理していくと、上3つの要素 ①経済効果②雇用創出③自立・自走 になったんです。

そして、その3つの要素を総まとめした結果が「持続可能な地域活性化」だったというわけです。


実体験に基づいたエピソードからこうやって目的が設定されると何がいいかって、逆を言えば何深堀されても答えられますよね。

面接では抽象的⇒具体的の順番で話すということをしていました。
例えばこの目的の話だと3段階の抽象度があります。

上から順に話していくと、聞いている方もわかりやすい(よね!?)と思います。これは一例で、どんなことでも抽象的⇒具体的は意識していました。
(詳しくは面接の回で話しますが、上から下まで一気に話すと長すぎるので注意してました)


また、実体験に基づくエピソードがあるとやっぱり根拠として説得力がケタ違いです。なので、今までどんな経験がどんな考えをもたらしたのか……ということを棚卸する必要がありますよね。

これはどんな質問の答えにも言えることです。
何を答えるにしても、頭の中にエピソードの引き出しがいっぱいあるとその中から選んで例を出すことができます。



3.”やりたい仕事病”に注意

ここまで読んでくださった方の中には、「私には叶えたいことがないかも」と思っている方もいると思います。


世界は「夢組」と「叶え組」でできている ―桜林 直子(サクちゃん)
の中でも、

”夢中になる能力がある「やりたいことがある人」を「夢組」だとしたら、やりたいことがない人は「叶え組」だ。”『世界は「夢組」と「叶え組」でできている』内の文章を引用


とあるように、人には様々タイプがいますね。
私はばりっばりの夢組です。だから私の考え方は夢組の人に当てはまるのかなあと思います。



ただ、別にやりたいことを仕事にしなくていいとも思っているんです。
たまたまに身を委ねて、入った会社で頑張ることができればいいじゃないかという説にも大賛成。


就活中に読んで良かった本で『「やりたい仕事」病 -榎本博明』という本があります。

著者の榎本博明先生、実は私の大学の心理学の先生なんです。
頭良くて面白くて大好きです。笑


経験の積み重ねが適正をつくっていく。それを信じて、たまたま手にした仕事に全力を傾けられることが大切だ。適正というのは、考えて得られるものではなく、真剣に打ち込むことで得られるものだ。『「やりたい仕事」病』内の文章を引用


大切なのは「やりたいこと」ではなくて、目の前のことに全力で打ち込むこと。やってみたら意外と面白いかもしれないし、何よりできなかったことができるようになることこそ喜びなんだ、と。

要するにやってみなければわからないでしょっていう話です。


やりたいことを仕事にする流れの世の中の、まったく逆をいくこの本。
夢組も叶え組もぜひ読んでほしいです。



ここで何が言いたかったかというと、ガッツリ夢組就活記事を書いたけれど、やりたいこと探しにこだわってしまうのは意味がないということです。

就活中にこの本に出逢い、この考え方も知っていた というのはすごく大きかったので。


はあーー結構大容量になりましたが、こんな感じで書いていきます。
就活相談なんかも乗れると思うので、ぜひお気軽にご連絡ください!!


第2弾『自分の頭で考えた者こそ就活を制する
第3弾『エントリーシート「4つの鉄則」

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