【チーズはどこへ消えた】を読んで感じた大人にこそ大切な3つのこと
いつもありがとうございます。
中嶋勇気です。
全世界で累計2800万部以上発行され、日本でも400万部が発行された超ベストセラーの『チーズはどこへ消えた』を久しぶりに読みました。
1998年に、アメリカの心理学者:スペンサー・ジョンソン氏が著したビジネス書で、Apple社やIBMなど大手企業の研修テキストとしても採用されています。
ページ数も少なく、わかりやすく書いているため、活字が苦手な方でも読みやすいビジネス書の入門書と言っても過言ではありません。
この物語は、ねずみのスニッフ&スカリーと、小人のホー&ヘムがチーズを探しに行く物語で、社会人になってから読んだ時にとても心を打たれました。
その中で、私が感じた大切なこと3つを書かせて頂きます。
その①:現状維持とは衰退すること
この本の中で、小人のホー&ヘムは食べても翌日にはまた増えているチーズステーションCを見つけたことに安心し、新たなチーズを探すことを辞めてしまいました。
一方、ねずみのスニッフ&スカリーは、絶えず新たなチーズの在り処を探すために動いていました。
ある日チーズはなくなり、途方にくれる小人のホー&ヘム。
しかし、いつかなくなると思っていたねずみのスニッフ&スカリーは、何も気にすることなく新しいチーズを探しに行きました。
現状がいつまでも続くと思っている人ほど、小人のホー&ヘムのようになります。
今の世界は、情報力の多さ、技術の進歩により変化のスピードが年々早くなっています。
昔は良い大学、良い企業に努めれば生涯安泰な時代でしたが、今の時代では通用しません。
現状維持ではどんどん世の中の進歩に置いて行かれます。
だからこそ、目的・目標を持って生きることが問われるし、それに見合う努力をする必要があります。
その②:一歩踏み出す勇気が結果を変える
チーズステーションCにずっといてはダメだと思った小人のホーは、ついに外の世界に進む決意をしました。
ただ、今までいた安全圏から一歩足を踏み出す時に待っているのは『恐怖心』です。
チーズステーションCを見つける前は、迷路の中でチーズを求めて歩き回っていたのに、改めて外に出るとなると『恐怖心』が芽生えます。
だからこそ、常に変化を恐れず前に進み続けることが大切なのです。
常に安全圏から一歩踏み出す努力をしていれば、そんな恐怖にも慣れます。
大切なことは、今一歩足を踏み出す時の恐怖心に目を向けるのではなく、自分の掲げた目標を達成した時の自分を想い描くことです。
その③:早く行動することが一番の近道
小人のホーはやっとの想いで新たなチーズステーションにたどり着きました。
そこにはすでに、ねずみのスニッフ&スカリーがいました。
ホーは新たなチーズステーションを探す途中でこう思っていました。
「精神的にも、肉体的にももっと強健で、新しいチーズを探すという難題にもうまく対処していただろう。」
「実際変化を予期していれば、いまごろは新しいチーズを見つけていただろう」
年齢を重ねれば、精神的にも肉体的にも新しいことにチャレンジすることに負荷がかかります。
よく言われてきたことは「今が一番若い」です。
そして、世の中がめまぐるしいスピードで変化することに気づいていれば、現状で満足していても「成長」していれば、焦らず行動出来るでしょう。
以上、私が感じた大切なことでした。
日々成長すること、一歩踏み出すこと、早く行動することが必要で、これを本の中で起きていることと思って終わらせず、行動することが大切です。
冷静に見ればわかることも、いざ自分のこととなると周りが見えなくなってしまいます。
私自身、常に現状を把握して行動していきます。
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