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耳鳴りと本気で向き合うことにした

皆さんこんにちは、陽奥と申します。

突然ですが皆さんは、耳鳴りを経験したことはあるでしょうか。

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私はかれこれ10年以上耳鳴りに悩まされ続けています。ある程度の耳鳴りは誰にでもあることなんだろうと無視してきましたが、最近特に酷くなってきて、寝不足が続き、目に見えて生活に支障が出てきてしまいました。
そこで今回は専門家の先生をお呼びして、この耳鳴りと真っ向から向き合い、きちんと治そうと思います。同じような症状に悩む方がいらっしゃいましたら、ぜひこの記事を参考にしてください。


今回お力を貸してくださるのは、原田耳鼻咽喉科メディカルセンターの室長を務めていらっしゃる、原田尚弥先生です。

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陽奥
「原田先生、今日はよろしくお願い致します」

原田先生
「こちらこそよろしくお願いします。全力で陽奥さんの耳鳴りを改善するお手伝いをさせていただきますね」

陽奥
「ありがとうございます!とても心強いです!」

原田先生
「早速ですが、まず耳鳴りについて簡単にご説明しますね。耳鳴りとは10人に1人は経験したことのある身近な症状なんですが、耳鳴りにもいくつか種類があり、慢性的なものも、すぐに治療する必要があるものもあります。陽奥さんの具体的な症状を教えていただけますか?」

陽奥
「私の症状は、このような感じです」

↓事前に用意したメモ

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原田先生
「なるほど…すみません、色々な種類の音が同時に聞こえるんでしょうか?」

陽奥
「同時に混ざりあって聞こえる時も、バラバラの時もありますかね……え、もしかしてやばいんですか?!」

原田先生
「いえ、そうとは限らないんですが、セミの声のような高音域の耳鳴りと、ゴーンという低音域の耳鳴りで、原因が異なるとされていますので確認させて頂いたまでです。不安にさせてすみません。」

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実は未だ全ては解明されていない耳鳴り
まずは4つのタイプから把握しましょう


聞こえる音の分類

耳鳴りには、低音性のものと、高音性のものがあります。「ブーン」という低い音が聞こえる低音性耳鳴りは、ストレスや気圧の急激な変化が原因のほとんどです。

一方、「キーン」「ピーッ」といった高い音が聞こえる高音性耳鳴りの原因は加齢や騒音であることが多く、こちらは、悪化する前に治療を始めたほうがよいとされています。

慢性、突発性の分類

慢性耳鳴り、突発性耳鳴りという分類もあります。ときどき耳鳴りが気になる状態が繰り返すのが慢性耳鳴りです。ご高齢の方に多く、難聴に伴って起こることが多いとされています。

一方、突発的に激しい耳鳴りが起こるのが突発性耳鳴り。いずれも早めに治療した方が良いでしょう。

このような耳鳴りの症状には、耳だけでなく音を感じ取る「脳」が関わります。

原因が脳にある耳鳴りは、時に非常に深刻です。

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陽奥
「なるほど、こちらこそすみません…」

この時点でこれは、もしややばいのでは…?とかなり不安になってきましたが、とりあえず診察を続けていただきます。陽奥は大丈夫なんでしょうか…

原田先生
「日常生活でストレスを感じることはありますか?」

陽奥
「強いて言うなら、この耳鳴りですかね笑」

原田先生
「それはそうですよね。」

陽奥
「あぁ、あと腰痛持ちでして、ずっと座ってるともう辛くて、リハビリも通ってるんですがこれもきつくて」

↓実際の診断書

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原田先生
「なるほど、リリカを飲まれてるんですね。ちなみに耳鳴りの頻度はどれくらいですか?」

陽奥
「頻度ですか…まぁ、ほぼずっと聞こえていますね。でも、かなり大きな騒音の中にいると、少し和らぐ気がします。」

原田先生
「…なるほど。悪夢というのは、どのような内容ですか?」

陽奥
「緑色の空間で、耳鳴りの音が反響してどんどん大きくなって、うるさすぎて叫ぶんですけどその自分の叫び声も耳鳴りにかき消されてしまうんです。耳を押えると耳から緑色のどろどろが流れてきて、それが首を伝ってぽたぽた垂れて、本当に気持ち悪いんですよね。」

原田先生
「………なるほど。」

ここで返答までにかなり長い間があり、原田先生はしばらく考え込んでしまいました。いよいよ怖くなって、手汗が止まりません。

原田先生
「陽奥さん、1度、──精密検査をしてみましょう。」

陽奥
「は、はい」

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カウンセリングのみの予定でしたが、急遽その日のうちに精密検査を受けさせていただくことになりました。正直かなり不安ですが、きちんと向き合うと決めた以上、自分の現状を知って治療しなければいけません。脳裏に浮かぶ不安を振り払い、検査結果を待ちます。

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精密検査の種類と内容

今回は以下の4種類の検査で状態を診ていただきました。

1 聴覚検査
防音室でオージオメータという様々な周波数の音が出る機械を使い、どの程度の小ささの音まで聞こえるかを調べます。

2 平衡機能検査
防音室でオージオメータという様々な周波数の音が出る機械を使い、どの程度の小ささの音まで聞こえるかを調べます。3 MRI

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防音室でオージオメータという様々な周波数の音が出る機械を使い、どの程度の小ささの音まで聞こえるかを調べます。

4 CT、レントゲン検査外耳・内耳、首の骨・筋肉に問題が無いか調べます。

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待つこと数時間、ついに原田先生が神妙な面持ちで待合室にいらっしゃいました。

原田先生
「陽奥さん」

陽奥
「はい…」

原田先生
「検査の結果ですが…」


ドキドキ…

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原田先生
「特に、──異常ありませんでした…」

陽奥
「え、はい?無かったんですか!?」

最悪の結果を想定していたので、思わず拍子抜けしてしまいました。

原田先生
「─い、若干低い音域の聞─え──いようですが、問───ベルです…」

陽奥
「じゃあ私の耳鳴りは…」

原田先生
「原因不明とい──とになります…」

陽奥
「原因不明…」

原田先生
「原因が分からないので、すぐ完治─るのは、現状難しいで───いえ、例えば騒──避けたり、イヤ──やヘッドホンを控えた──いうので少なからず改善され─もあると思い──────ては、睡──剤を処方する─────ます。」

陽奥
「そうですか…」

原田先生
「────越し───たの──期────あ────でし─。」

陽奥
「いえいえ、本日は本当に、ありがとうございました。」


結果、私の耳には異常が見当たらず、この耳鳴りは残念ですが原因不明、明確な解決策も分からないということでした。この耳鳴りは残念ですが原因不明、明確な解決策も分からないということでした。今回の結果を踏まえ、より大きな病院で診てもらうことも視野に入れて治療法を探していきたいと思います。この耳鳴りは残念ですが原因不明、明確な解決策も分からないということでした。
きちんとした検査を受けさせていただき、取材にご協力頂いた原田先生、本当にありがとうございました。

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はぁ…

原因不明って
こんな中途半端な結果じゃ記事になるわけない

大きな病院っていったって、ここ最近バイト休んでるからそろそろお金厳しいんだよな

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春休み終わったら
もうまとまった時間取れないよな…
またボツはしんどいよ

やっぱ俺にはライターなんて無理だったのかな
うるせぇな

つまんないやつ

分かってるよ分かったってば
大丈夫だって言ってんじゃん足りてるよなんで信じてくんないのうるさいよ
うるさい

俺は冷静を欠いている
こんなことならやっぱり貰っておけば良かった

そんなこと言われたってどうしようもないじゃん放っといてって言ってんのに

そんなこと言ってないだろ

勝手に開けないでとにかく明日はオリエンだから

寝なきゃいけない

最近睡眠導入剤の効きが悪い気がする
早く寝ないと起きられないのに

ふざけんなよ


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心臓がドキドキしてきたあの変な夢のせいだ。

もうしばらく電話して来ないで



寝ないと

怖い





うるさい


 


これはなんの音?
どうしよう。





うるさいなあ。










こうしている間にもどんどん大きくなっているどんどんどんどんどんどん

うるさいってば




















うるさい


















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あれ

知らない










水が流れてる。







でもなんで










水の音が聞こえないんだろう。











聞こえない



















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まだ





























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