はじめに：
「eBay SpeedPAK-ship via DHL」が本日よりサービスを開始しました。この新サービスはイーベイセラーが使用できる配送サービス「eBay SpeedPAK」にeBay SpeedPAK-ship via FedExに続く第二の主要配送オプションとして導入されました。今朝触ってみた感想をオープンチャットではリアルタイムで提供していましたが、今回はその内容を記事にまとめて皆さんに共有します。

登録プロセス：
Cpassポータルでの登録手続きは驚くほど簡単でした。署名欄に必要な情報を入力するだけで、追加の署名画像の準備は不要です。この自動署名生成機能は大変便利です。

配送手続きの違い：
しかし、eBay SpeedPAK-ship via DHLではDHLの個人アカウントを登録することはできません。これは、個人契約の料金がeBay SpeedPAK-ship via DHLの料金より安い場合、セラーは他の出荷方法を検討する必要がある可能性があります。eBay SpeedPAK-ship via FedExと比べてマイナス点ですね。

住所入力と文書提出：
eBay SpeedPAKを利用して住所を入力し、FedExと同じく「電子版乙通開書類在提出」にチェックを入れることで手続きが簡略化されます。

料金比較：
eBay SpeedPAK-ship via DHLとeBay SpeedPAK-ship via FedExの配送料金を比較したところ、1kgの荷物でDHLの方が明らかに安価でした。もしかしたら、個人でDHLと契約している場合でも遜色ないサービスが提供されるかもしれません。

市場の変化：
郵便局を利用するセラーの数はこのサービスのおかげで大幅に減少するかもしれません。他にはDHLの個人アカウントが関与しないため、DHLの営業担当者の成績が影響を受けることになり、訪問頻度が減る可能性もあり少し寂しいですね。

業界への影響：
かつては、直接契約を維持するために一定数の出荷を強いられたり、他のセラーよりも安い配送料で契約を得るために競争していました。しかし、eBay SpeedPAK-ship via DHLの登場は、これらの古い商習慣に終止符を打つ可能性を秘めています。

まとめ：
この新しい配送オプションは、eBayでの売り手にとって大きな前進となり、特に配送コストの削減と手続きの効率化に寄与しています。継続してこのサービスのパフォーマンスを評価し、さらなる業界の変化に備えたいと思います。

日本人イーベイセラーの配送料が一律になり、郵便局の利用が減少することで全体の配送スピード、配送遅延も改善されると思います。価格や配送サービス以外で差別化を図る流れがより大きくなりそうです。私のストアも販売方法やブランディングを今後の5年10年を見据えてブラッシュアップしていきたいと思います。

オープンチャットはこちらです

メンバーシップ向けに写真とか最新情報（トラブルとか…）を追記する予定です