【読書記録】「すごい読書術」

角田和将(著)
速読の日本一が教える、すごい読書術を読みましたので、感想等まとめています。

こんにちは。アプリ開発を行う会社で働いて11年になる、yuummeiといいます。(非エンジニア職)
会社で、2018年10月~12月末まで、本を読んで何かしらのアウトプットを行ったメンバー全員を対象に(1回でOK)Kindleを会社負担で購入出来るキャンペーンを行っていたので、最後の最後ギリギリで本を読んでみる事にしました。せっかくKindleを買ってもらうなら、来年はたくさん本を読むぞ!と思い、それならまずは基本の基として、速読の本を購入する事にしました。

この本にした理由

多くの速読についての本がある中で、この本にした理由は、本屋でペラペラと本をめくってみて、普段本を読むことが苦手な私にとって、「一番読み易そうだった」からです。
本全体は、序章と終章含め、全部で6章しかありません。絵を使った解説、章の大項目、文章の中の強調箇所と全体を通してメリハリがあり、眠くなりそうな文字の羅列だけだけではなかったので、これなら最後まで読めそうだと思い、この本にしました。
実際、文章中の太字を読むだけで、本の内容が概ね理解出来ましたし、絵の解説や、大切な事は横書きがされている等、じっくり読み込まなくても本の内容が入ってくるよう工夫がされていて読み易かったです。

本を読んでみて

そもそも、本は速く読んでもゆっくり読んでも、頭に残る情報量は変わらない。と冒頭に書いてあり、一文字一文字、1ページずつゆっくり時間をかけて読んでいた私にとっては衝撃的でした。でも、考えてみると確かに。時間をかけて読んだところで、終わった頃には全部覚えてはいないですよね。
ゆっくり読むと理解度が深まるものの、頭に残る情報量は変わらないそうです。
速読を活用した読書では、読んで理解するのではなく、速く読んでイメージを掴み、それを元に行動を起こすアウトプットを心がけた方がより高い理解力を得られる。
との事で、その上で出てきた課題に対して、再度本を読み直し、最善策を探す。と本をどのように人生に生かしていくべきなのかが解説してありました。本を読んで満足するだけではダメですよね。。「読んで行動!」この意識を自分の中持つ事ができただけでも、この本を読んだ甲斐があったように思います。
また、この本を読んで、会社で行っている勉強したらアウトプットが大事!というのも正しいんだなと思いました。


知っておきたい速読の4つのポイント

①速く読む癖をつけること
  ・とにかく読み切る。
  ・集中力が続くところまで速く読む。
  ・最初と最後に書かれている結論を読む。

②考える余裕がないくらいに速く見ること
  ・読むより書かれている文字に目を通す。

③頭に残っている言葉や文章を書き出すこと
  
④閃きから想像し、行動につなげること
  ・行動するイメージをつくる。

※一部を引用

難しいようですが、1回の読書で分からなくても、繰返し読んで必要な部分のイメージを深めればいいだけなので、まずはやってみる事が大事かなと思います。
本書では、1行1秒以内のペースで読むなどの速読の手法の解説もありますが、どうアウトプットすればいいのか等、本から得た情報をどのように活用すべきのか、何となく入った本からの情報を自身の経験をもって確実にしていく事本を読む前では行動する事がなかった事を経験する事のが大事という事だと自分なりに理解しました。
私もこれを機に、苦手だった読書をもっとしていきたいなと思います。
まずは、1冊読むのに1時間かかっていた推理系の漫画本を20分にする訓練でもしようと思います。

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