シールド戦を終えて、これからの自分に向けての忘備録です。
少ないかもしれないですが、これからシールド戦を迎える人にちょっとでも参考になればと思います。

<シールド戦に対しての自分の力>

当選したはいいものの、シールド戦は今までやったことがありません
ルール自体は難しくありませんでしたが、私にとってのいちばんの課題は、【デッキを組むことへの苦手意識の克服】

そもそも私は自分でデッキを考えて組むことが苦手
いつもこういうデッキが作りたいなと考えても0から組むのは得意ではありません
参考レシピがないとまともにデッキは組めません
シティリーグ前の調整会をしているときもこのカードがなぜこの枚数なのか、大体は「素引きしやすいように」「なるべくこのポケモンでスタートしたくないから」と、ぶっちゃけるとざっくりとした理由でしか説明できないこともしばしば。
なので、その場ででたカードで自分だけで枚数を考えながらデッキを作ることへの不安はかなり大きくありました。
ポケモンカードを初めてもうすぐ2年が経とうとしているこのタイミングで自分の中での大きな課題にぶつかった気がしました。

<当日までの動き>

①強いポケカインフルエンサーの動画を見る

一番説得力があるのは優勝した人や予選突破した人たちの考えや意見を自分に吸収することだとおもいました
なので真っ先にYouTubeで動画を漁りました
カードの採用候補、シールド戦のデッキ作成のポイント、シールド戦自体への考え方…

強い人の意見は素直に聞け、と何かで見たので今回はそれをちゃんと意識してやろう、と思いました

②人の意見を聞く

私は頭がとても硬いので柔軟に対応する力はあまりありません
デッキを複数個持ってても全部同じくらい使いこなすほど器用でもないし、こうだ、と思ったらそれしかできなくなることもよくあります
未経験のシールド戦、いろんな人の意見を聞きながらやっていこうと思いました
私より先に大会に出た人のおすすめのカード、デッキを作る時に意識していること、採用枚数のバランスなどなど
「シールド戦は情報戦」とも言われるので、とにかく集められる情報は集めました

③とにかくシュミレーターを回す

先述したように私はデッキ作りが苦手です
さらに、いつも練習に付き合ってもらっているメンバーは隣県・佐賀県在住の仲間がほとんどでとても毎日対面練習をしてもらうことは、ガソリン価格と仕事が許してはくれません。できて週末のみ
地元佐世保で練習しようにも、自分の分しかカードプールがないので練習相手にカード持って来て！と頼むのもちょっと気が引けました(実際頼みましたけど…)
なので、一人で練習するために有志の方が作ったシュミレーターをひたすら回しました
仕事の休憩時間、お風呂に入りながら、寝る前…
「あ、シュミレーター回そ」と思いついたらすぐに回してありとあらゆるデッキを作りました

その回数、124回

当日も一緒に行ってくれた二人に「私は会場の中で一番練習して行ったと自信持って行く」と豪語した分の回数はあると思っています

<当日のカードプールとデッキと対戦について>

当日は一緒に参加予定の仲間といつも練習に付き合ってくれる仲間の3人で行きました
運転してくれたけんちきさんありがとうございました
ずっとデッキ調整したりバイオレットしながら一人で待っている姿を見てありがたさが身に染みました

なんのカードを引くのかもうドキドキでパックをあける手が震えていました
当日のカードプールはこちら

正直、絶望の一言でした
ドーブル当たらないこともシュミレーターで散々やってましたが、グッズも全然ない、サブアタッカー候補のポケモンが欠けていて採用できない…
サポートが潤沢なのはとてもありがたかったですが、それどころじゃなかった感じです
カードリストをつけながら思わず「どうしよう」と何度も呟いていましました
考えて考えてなんとか組んだデッキがこちら

コンセプトは

無色無色もしくは無色無色+αで起動可能なデッキ

採用カードの説明は以下のとおりです

①ポケモン

ジャローダV、VSTAR

これは出たら文句なしの採用、スターワインダーがめちゃくちゃ強い
弱点対面でも乗り越えられる力があると思ってました

ホウオウV

正直出て欲しくないVポケモンでした
ふっかつのほのおを使うタイミングがすごく難しいなと思っていました。ただ、5色ついたホウオウは最強で230というHPはジャローダのスターワインダーでないと一回で突破できない高耐久
つかいどころが難しいけどハマれば強い一枚
正直アタッカーがおらんかった

チュリネ、ヒスイドレディア

このデッキの栄養源、ドーブルの代わり
上の技エネなしで使える「みなぎるかおり」は山から草エネルギーを2枚まで自分のポケモンに好きなようにつける効果を持っています
このカードが2-2無ければ採用はしなかったと思います
ジャローダにつけてもよし、無色二個で起動できるポケモンにつけてもよし、分けてもよし
2枚もあればスタートもしやすいだろうと苦し紛れの採用でしたが、意外にも活躍してくれました
なんならかいてんげりまでしてくれた

フォッコ、テールナー、マフォクシー

このデッキのサブアタッカーその①
後述しますがセレナが2枚引けたのと、無色二個で技が使えるので採用
マフォクシーのエナジークラッシュがまあつよい
エネルギー3つ以上ついたポケモンがバトル場に容易に出てくるシールド戦において150以上のダメージが見込めるのはえらいと思いました。マギアナだったらダブルターボエネルギーでも弱点で倒せる、えらい
それと2枚しかないセレナの3枚目を相手に意識させるというおしつけもできるので採用しました

ザシアン

サブアタッカー②
無色二個+鋼で起動可能でロコン相手に弱点がつける当日カードプールの中でも優秀な一枚
ぷちバレットにしたかったのもあって大事なサブアタッカーとなりました
バトルレギオンが弱点抵抗力計算しないのがちょっとつらいですが全然強い

ペラップ

出たら即採用カード
3枚出たのですが、ペラップよりチュリネスタートが望ましいと考えたので2枚に減らして採用
状態異常になったポケモンをふりそでを使って回復するときにも手札増やしにもつかえる優秀なカード
当日はたくさん助けられたし一番倒されたカードでもある

②トレーナーズ

サポートは出たもの全部採用。これに救われた
毎回必ずサポートをが打てるくらいの確率、実際毎回使えました
きんきゅうゼリーは正直2枚にするか迷いましたが、使うことないなとおもい1枚
キャプチャーアロマもいれかえもつけかえもないので手札からエネルギーをつける先も間違えられないし逃げる時はエネルギー捨てないといけないので慎重にならざるを得ない

③エネルギー

ドレディア採用のため、草エネルギーを多めにました
超と水はホウオウのダメージ増やしのため
今思えば炎減らして草一枚増やしてもよかったかなと

当日の対戦結果

予選リーグ
①4-1 ○  先攻
相手は小学生の男の子。ウォーターアローでチュリネが倒されず残ってくれたのが不幸中の幸い
きんきゅうゼリーに感謝、ポケモンチェックのコインが2/3でザシアンが毎回起きてくれた
マフォクシーのエナジークラッシュがめちゃくちゃ強かった

②4-0 ○ 先攻　相手のたねポケモン切れ
ジャローダとホウオウが手札にいてジャローダでスタートせざるを得ない状況。草エネと進化先もきたのでジャローダスタート
2ターン目にドーブル相手にスターワインダーをうつ
次のターン、参加できなかったロコンをロイヤルミキサーで倒してたね切れ

③不戦勝
2グループが3人リーグのうちの片方に入ったので二戦目勝利した時点で決勝が決まった…というわけです
行き慣れたお店でしたが目の前でのデッキチェックや確認事項などなど…初体験ばかり
お昼休憩前にルカリオをもらった時は手が震えました

④決勝トーナメント一回戦
4-3○ 先攻
知り合いとのマッチアップ
身内戦ほどやりづらいものはありません…
正直負けたと思った試合でした。相手がクチートしか育っておらずそれを倒したら2ターンくらいはもらえる算段がついていたので、たおされたホウオウの特性を使って4色ホウオウ爆誕させて最後は突っ張って勝てました
ホウオウつおい

⑤決勝　0-4×  先行
何の成果も得られませんでした！！！！！！！
何も引けなかった上に、チュリネを先に取られてしまってエネ加速が全く追いつきませんでした
ドーブルがいないので純粋にパワータイプデッキとドーブル加速してこられたらいくら何でも勝てないと思ってたのですがそうなってしまいました
相手も決勝に上がってこられた方
カードの引きが鬼のように強い、このデッキが組みたかったと思ってしまうくらい完成度の高いデッキでした

結果　2位
今までにない最高の成績が残せました
ルカリオHRまであと一歩のところで届かず、対戦が終わった後は泣きそうでした
帰りに一緒に来てくれた仲間たちがたくさん頑張ったねと言ってくれたのでルンルン気分で帰りました、単純

<帰って来たあとの話と総括>

帰って来た後は仕事終わりの友達と合流して4人でご飯に行きました
カードプールを見せ合ってこうが良かったのかなとかああしたほうがよかったかなとか、対戦の様子などご飯を食べたながら色々話しました
後から聞いた話、一緒に参加した友達は優勝した人と箱を分けたあったそうな
ポケモンVほぼ全部持っていかれたけど、セレナHRひいたからいい！と言ってました

そのときに、いつも練習やデッキの相談に乗ってくれているあるてぃめっとけーき氏がこういいました

「練習は裏切らないよ」

先述したとおり私はデッキメイクが苦手
運要素も強いシールド戦
苦手要素と運をシュミレーターを回すことやアドバイスを求めることで埋めることしかできない、と思いひたすら回しました
その結果、自己最高成績を残せました

「4人リーグじゃなかったから」
「たね切れで勝ったから」
「ラッキーなだけ」

実際そうだと思います

私はシールド戦は7割運だと思ってます
2割は実力

残りの1割は努力

たった1割、されど1割
自信を持って私はその1割を積み上げられたと胸を張って言えます

その後ユニバース開封式をして、少し練習して死ぬほど眠たい頭で帰宅しました
みんな夜中なのに元気すぎ…

偉そうにたらたら書きましたが今後の自分への戒めを込めて

努力を怠らず、謙虚に練習をすること

運も努力も実力も全ては自分次第

たかが趣味、されど趣味
どうせやるなら私はしっかりやりたい！

以上
もうすぐポケカ歴二年目
自称草ポケモン使い　ユウナギでした