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⑧タロットとザ・マネーゲーム

人間は神である」。これがグノーシス主義を背景に持つタロットの世界観です。タロットは愚者(わたし)が世界(神)になる物語です。

愚者=わたし
世界=神

「神になる」というゴールに達するために苫米地式コーチングの技術が役に立ち、ゴールに達した後には世界のすべてを肯定するニーチェ哲学が役に立ちます。そのことは他のnoteの記事で書きました。

今回は、古今東西の宗教・思想書の中で最高の書物を紹介します。それはロバート・シャインフェルドの『「ザ・マネーゲーム」から脱出する法』です。

ザ・マネーゲーム

シャインフェルドの思想はタロットと同じく「人間は神である」というものであり、グノーシス主義と同じく独我論です。彼の独我論は究極の独我論です。苫米地博士が解説している仏教の空観と似ていますが、虚無主義に陥らない空観と言えます。

空観

またニーチェと同じく世界を肯定する思想ですが、ニーチェ哲学にあるような悲劇や苦悩的要素は全くなく、キリスト教最大の難問である神義論も悩むことなく即座に解決できてしまう思想なのです。

肯定の書

『ザ・マネーゲーム』の思想は、スピリチュアルや宗教的世界観に馴染みのない人には全く受け入れられない常識外れな思想です。

ガチガチな科学的世界観で生きている人は、苫米地英人の『201冊目で私が一番伝えたかったこと』と、哲学者であるデイヴィッド・J・チャーマーズの『リアリティ+』を合わせて読むことをおすすめします。

リアリティに関するパラダイムシフトが起こり、シャインフェルドの思想に抵抗感がなくなるはずです。

シミュレーション仮説

タロット(大アルカナ22枚)は、ニーチェ哲学、苫米地式コーチング、『「ザ・マネーゲーム」から脱出する法』と組み合わせることによって最大の効果を発揮します。

たった22枚のカードが恐れも不安もない自由な存在(神)に変えるのです

大アルカナカード

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