帰省ついでの聖地巡礼。
厳密にいうと『帰省』ではない。
何故なら、私には『実家』と呼べるものも『故郷』と呼べるものも無いからだ。
そんな私を見かねて、関東在住の親族が「年末年始はこっちに来い」と声を掛けてくれた為、その言葉に甘える事にした。
旅立ったのは12月30日。
始発の新幹線に無事乗り込み、人の多い東京駅を早々に撤退しつつ最初に向かった先は『新宿中央公園』だ。
当初は千駄ヶ谷を軽く散歩するだけの予定だったのだが、前日の夕方に投下された燃料により、急遽新宿行きを追加した。
某氏に3時間程焦らされつつ公開された動画は、まさかの外ロケ。
早速有識者によりロケ地が特定され詳しい方が詳細を教えてくれた為、新宿中央公園までは問題なく辿り着く事が出来た。
そこからは動画を再生しつつ、撮影場所を特定していく。
かなり大きな公園である。
それでも何とか特定する事に成功した。
撮影場所をある程度特定し、満足した私は次の巡礼地に向かうことにした。
当初から予定していた将棋ファンの聖地『千駄ヶ谷』である。
しかし年末の千駄ヶ谷、開いてる所がほとんど無いのは2年前に確認済みだ。
指さない系観る将としては『将棋メシ』を堪能したい所だが、年末では仕方ない。
聖地巡礼は、現地に行く事に意味がある。
たとえ開いてないと分かっていても、チャンスがあれば現地に行きたい。
それがヲタクの心理だと思っている。
鳩森神社の目の前にあるモンマスティーさん。
『マンモスティー』ではない。
美味しいミルクティーのお店である。
年末年始に味わえる数少ない将棋メシだ。
鳩森神社は新年を迎える準備に追われていた。
私はここでたくさんの人が書いた絵馬を眺めてニヤニヤするのが好きだ。
『将棋が強くなりたい』という方はもちろん、推し棋士の勝利を祈願する絵馬もたくさんあるのだ。
私も1枚書けばいいのに、それをしない小心者である。
我が推しは年明けにタイトル戦を控えているので、やっぱり書いてくるべきだったな…と今更思っている。
『チェーン店かよ!』と思うかもしれないが千駄ヶ谷駅隣にあり、渡辺九段はここの常連である事を公言している。
他にも立ち寄っている棋士は少なくないだろう。
そうなれば立派な将棋メシである。
ここでタイムアップ。
他にも回りたい所はたくさんあったのだが、それはまた別の機会にしよう。
出来れば年末年始以外の時期にまた来たい。
おまけ
どの電車か覚えていないのだが、たまたま乗った電車のたまたま座ろうとした所に私のプロセカ推しユニット『ワンダーランズ×ショウタイム』が。
思わず写真を撮ってしまった。
思いのほかテンションの上がる聖地巡礼の旅だった。