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最近の【ほぼ百字小説】2023年5月29日~6月7日



 だいたい16篇くらい溜まったらそこまで、という形式でいきます。あとはべつに変わりないです。ひとつツイートしたら、こっちでそれに関してあれこれ書きます。
 百字劇場が三冊そろいました。それから『ちょっとこわいメモ』(福音館書店)が出ました。子供向けのホラーというか怪談というか、ようするにちょっと怖い本です。よろしくお願いします。

5月29日(月)

【ほぼ百字小説】(4506) ここに穴がある。そんな秘密を守るため、穴の上に住んでいる。本当にあるのかどうかは知らないが、ただこうしてここにいるだけで役目を果たしていると思えるのは、そして穴の上にいると思えるのは、とても心安らか。

 穴の話。【ほぼ百字小説】には、穴の登場率も高い。空き地と同じくらいかな。そして空き地も一種の穴ですね。ということで、百字劇場は、「SF」「狸」「猫」とやってきたんですが、次がやれるんなら「穴」もアリかな、とか思ってて、そんなことを思ってると穴の話を書いてしまう。抜け穴の話でもありますね。真田の抜け穴。大阪に住んでるので、家の下にももしかしたら穴が、とか思ってしまう。田中啓文の『誰が千姫を殺したか』を読んでる、というのもあるか。ここでも穴が大活躍。まだ途中ですが、穴小説の傑作であることはもう間違いない。めっちゃおもしろいので読みましょう。

【ほぼ百字小説】(4507) 穴の中から風が吹いてくるから、どこかに通じているはず。そう言って穴に入っていく者がいる。そして、こおおんこおおん、と鳴っているそれを穴の歌として、こうして入り口に立ってただ聴いていたいだけの者もいる。

 穴というものをどう捉えているか。どんな使い道があるのか。でも正解とかはなくて、人それぞれ、みたいなことなのかな。まあ小説のことなのかもしれません。そして、管楽器のことでもあるのかな。

5月30日(火)

【ほぼ百字小説】(4508) 同じ穴に何かいる。穴の中は暗くてよく見えないが、自分だけではない。ひとつの穴にひとりだと勝手に思っていただけなのか。あるいは最近変わったのか。近頃、自分の中に自分以外の誰かを感じるのも、それなのかも。

 同じ穴のムジナ、という言葉から。全然違う意味ですが、でも同じ穴に別のムジナがいる、というのはなかなかいいじゃないですか。そして、人間も穴みたいなもので、そこに意識みたいなものが入ってるとしたら、ということでこうなりました。

5月31日(水)

【ほぼ百字小説】(4509) 今朝も赤い花のまわりを飛んでいた。こちらの心を読んでいるかのように予想外の方向に動くから、ぐんにゃりと歪んだ姿とかばらばらの各部しか映らない。そう思っていたが、もともとそんな形なのかも、と最近は思う。

 だいたいいつもデジカメをポケットに入れてて、それで目に付いたものを撮ってます。なんでデジカメ、とか言われるんですが、写真を撮るということに関してはデジカメのほうがずっと操作性がいい。片手で構えて、すぐに撮れる。猫とかはすぐに逃げるので、直前まではカメラを構えないようにしたり。そしてこれは、蝶を撮ろうとしてなかなか撮れなくて、それでこんなことを思った。蝶は誰かの魂、という見方は昔からありますね。そういうイメージも入ってるかな。なんだかわからないひらひら飛んでいるもの。

【ほぼ百字小説】(4510) 親族たちが集まって赤いカーペットの上で大はしゃぎ。さすがに主に無断でそんなことしないように思うし、そんなことさせてもらったお礼くらい言われるような気もするが、そんなこと忘れてしまったか。忘年会だけに。

 まあ記録としてこんなのも。こういうつまらないことは忘れてしまうので、こうして他のといっしょに並べておくといい記録になる。どんなことがあって、そのときどう思ったか、忘れないように置いとこう。

2023年6月1日(木)

【ほぼ百字小説】(4511) 十ほど年上で、だから十年後にはこの人のようになれてたらいいなと思う人がいて、ひさしぶりに話をした。もう七十になってしもたなあ。けど、最近ちょっとだけわかってきた気がするねん。というのが、その人の近況。

 日記です。まあ私にはそういう人が二人いて、そして分野は違うんですが、考えたら二人ともそんな風なことを言いますね。最近やっとわかってきた、みたいなこと。こっちとしては、えっ、あんだけのことが出来てるのに? という驚きしかないんですけどね。二人もそんな人がいる、というのはかなり幸せなことだろうと思います。

【ほぼ百字小説】(4512) 紐付けてるから、逃げられへんで。引っ張られたと思ったらそんな声が。付ければ便利だからと強制された紐なのだ。せいぜい皆でがんばって引っ張ってくれや、いっしょに沈むの嫌やろ。泥に沈んでいくそいつが言った。

 紐付けあるある、かな。どう考えても沈んでしまいそうなものに、紐付けられるのは嫌ですね。まあ記録として。

6月2日(金)

【ほぼ百字小説】(4513) AIによって構築されたもうひとりの自分とのズレを修正するため、こうして定期的に対面する。実際、けっこうズレがあるのだ。もうひとりの自分を調整するのは金がかかるから、極力こちらが合わせるようにしている。

 アンソロジー『AIとSF』が売れてるようなので、それに乗っかってやろうとして、というわけでもないですが、まあそういうネタ。こないだの犬街ラジオでも話しましたけど、自分のことをどんどん教え込んで、自分を作る、というのはけっこうこれから行われるんじゃないかと思います。でも、だんだんズレてくるんじゃないか、というのもそのとき喋ったこと。犬街ラジオにはいつもお世話になってます。

【ほぼ百字小説】(4514) もしものときのために自分をコピーしたことは、たしかにある。どうやら流出したそれが、いろんなところでいろんなことをしているらしい。どうすればいいのだろう。なんだか近頃、やたらと支持率が上がっているのだ。

 (4513)の続き、というか、バリエーション。自分のコピーが流出。つまりニセモノ(こっちから見れば、ですが)が出没中。昔の時代劇なんかには、主人公のニセモノが現れて、という話がけっこうありました。ちょっとコメディタッチの回とかに。水戸黄門とか。で、そのニセモノのほうが本物っぽい、というか本物より立派に見える、みたいなのは定番のひとつ。あるいは、スティーブン・キングの『ダークハーフ』の逆、とか。

6月3日(土)

【ほぼ百字小説】(4515) そうか、こうやればいいのか。長く生きてきたが、今になって気がついた。もっと早く気がついていれば、いろんなことができたのかもしれないが、今からでも遅くはないだろう。これからは遠慮なく首を伸ばしてやろう。

 自分に自分の知らないスイッチがあることに気がつく、みたいな話かな。
マラソンとかやって、それは思ったことでもあります。一時間とか二時間とか自分が走り続けることができるなんて思わないじゃないですか。でも、やったらやれるようになるんですね。タイムとかを度外視すれば、走ることはできる。しかも気持ちよく走れる。走ってる途中で、軽いハイになったりする感じとか、ほんとに自分の知らないスイッチがあるんだな、みたいな感じで。で、首が伸びるスイッチ、というか、じつはろくろ首だったということに気がつく、ということに。ろくろ首が好きなのは、あのビジュアルもあるんですが、なによりも、いったい何のために首が伸びるかさっぱりわからない、というところですね。あれ、伸ばしたくて伸ばしているとしか思えない。まあ妖怪はみんなそうなのかもしれませんが。

【ほぼ百字小説】(4516) 傘が重いほどの土砂降りで、実際、両手で支えているが、いくらなんでも重すぎる。傘の上に何かが乗ってるのかな。たしかめようとすればずぶ濡れになるだろうから我慢して歩くが、歩いても歩いても商店街に着かない。

 落語の『まめだ』の最初のところで、傘の上にどさっと何かが落ちてくる、見てもなんにもない、というのがあって、それは豆狸にいたずらなんですが、いかにもありそうでいいですよね。このあいだ土砂降りの雨の中を傘をさして歩きながら、そんなことを考えてた。とにかくちょっとでも傘から出たらずぶぬれになるくらいの土砂降りでした。そういうときの商店街はありがたい。

6月4日(日)

【ほぼ百字小説】(4517) 雨の日にはあの空き地の隅に集まっていた。屋根などないのに地面は濡れてない。その空き地にも家が建って、雨天に猫たちが集まるのは別の空き地の隅に。やっぱり濡れてない。場所の力ではなく、猫たちの力なのかな。

 これも土砂降りの雨の中を傘をさして歩きながら考えたこと。猫たちがいつもいる路地を通りかかって、今はどこにいるのかな、とか。猫というのは居心地のいい場所を見つけるものですが、でもその居心地のいい場所を居心地よくしているのが猫の力だとしたら、みたいな方向に。

【ほぼ百字小説】(4518) あの土砂降りの間はずっと盥の水底で動かなかったが、からりと晴れた今朝はもう外に出てきている。水底から見上げる激しい雨はどんなだろう、などと思いながら、亀が甲羅を干しているその横で、洗濯物を干している。

 日記ですね。そして、「狸」「猫」と来て「亀」。亀的リアリティ世界。物干し世界は、猫世界と交差しているんだけど、ちょっと違う。水陸両用の生き物というのはやっぱりおもしろい。そして、冬眠する、という点も。いや、そんなことと関係なく、ただの日記、でいいですけどね。

6月5日(月)

【ほぼ百字小説】(4519) 高校生のとき観た「ルーク、理力を使え」という字幕の台詞が、間の抜けたところも含めて今も好き。「ルーク、洗濯機を使え」とツイートした日、妻が古いフィギュアを買ってきた。いや、ヨーダの台詞じゃないけどな。

 日記です。まあ偶然、というか偶然じゃないですね。このフレーズはしょっちゅう使ってるから。そして妻は、『スターウォーズ』って観てもないくらい興味ないくせに、最初の三部作あたりのフィギュアがめっちゃ好きです。なんでやねん。いやしかし、高校生のときにあれを観たときの衝撃はすごかったなあ。あれって映画とかそういうんじゃなかったよなあ。なんか新しい体験みたいなもんだったなあ。あれはなんだったんだろうなあ。とか今でもたまに思うんですが、この感じはもうわからんだろうなあ。そういうことって、じつはたくさんあるんだろうなあ。


【ほぼ百字小説】(4520) 秘密の浜はいつも夜で、それは海が地下に隠れているから。ずっと昔には動いていたという長い長いエスカレーターを下ったところが波打ちぎわ。そこに広がる長い長い砂浜は、前の世界の小さな小さな欠片で出来ている。

 これは何なのかなあ。ずっと前から頭の中にあるんですよ。いつからなのかどうかわからない。止まってしまっているエスカレーター、というのは『どーなつ』でも書いたと思います。あれに出てくる坂のある土地は、三宮だから、そのへんなのかな。海辺の町ですからね。会社勤めをしているとき、十年近く神戸に住んでいたので、その頃に頭の中にできたものかもしれません。

6月6日(火)

【ほぼ百字小説】(4521) 同じ手順を何度も繰り返している。繰り返すのは失敗するからで、失敗の原因を究明して取り除くより、成功するまでただ繰り返すほうが得だと考えられているから。誰にとって得なのかは知らないが、今回も失敗らしい。

 あるあるですね。何あるあるなのかわからないくらいあるある。まあなぜこんなに失敗ばかりするのか、というのは、成功するためにやってるわけではないからで、失敗しても目的は達成できている、ということでしょう。

6月7日(水)

【ほぼ百字小説】(4522) 月に似た何かが、木々のあいだに浮かんでいる。見た目の大きさも明るさも色もそっくり。以前は、月が出ているときにも現れたりしたが、学習したのか今はもうそんなことはない。本当の大きさはどのくらいなのだろう。

 月は不思議です。今はそれがどういうものか、という科学的な知識がありますが、それがないときに見る月は、今の月とはずいぶん違っていたのだろうと思います。どのくらいの距離でどのくらいの大きさなんてわかりませんしね。見かけの大きさですよね。そして、そんな月に擬態する生き物、というか、生き物じゃないかもしれないけど、まあそういうものの話。「月」は、「狸」「猫」なんかと同じように、一冊にまとめてみたいもののひとつです。まあ「狸」とけっこう被るんですが、そういうところも含めてやってみたいところ。きっとルナティックな一冊になる。

【ほぼ百字小説】(4523) 月に似た何かが木々のあいだに浮かんでいるのはいつもの通りだが、今夜のそれはかなり赤みがかっている。動物を食ったあとはそんな色になる、などというのは何の根拠もない噂だろう。その赤さもまた、月に似ている。

 続きです。どうも生き物っぽい。そうなると当然こういう噂が立つでしょうね。それはともかく赤くなる。昔、プラナリアを飼ってたことがあるんですが、レバーの血を吸うんですよね。そして吸うと膨らんでちょっと赤くなる。そういうのが入ってるかな。本物の月も何かを食いそうだし。

【ほぼ百字小説】(4524) あの月に似た何か、満月だけかと思ってたら、いろんな月齢のがある。同じ個体が形を変えているのか、複数存在しているのか。もし複数存在するにしても、いちどに複数現れることはないから、そこは理解しているはず。

 月に似た何か、の続き。いろんな月に対応している。そして、果たして知性はあるのか問題。まあそれでも知性があるかどうかはわかりませんね。本能的なものなのかもしれない。

 ということで、今回はここまで。

まとめて朗読しました。


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【ほぼ百字小説】(4506) ここに穴がある。そんな秘密を守るため、穴の上に住んでいる。本当にあるのかどうかは知らないが、ただこうしてここにいるだけで役目を果たしていると思えるのは、そして穴の上にいると思えるのは、とても心安らか。

【ほぼ百字小説】(4507) 穴の中から風が吹いてくるから、どこかに通じているはず。そう言って穴に入っていく者がいる。そして、こおおんこおおん、と鳴っているそれを穴の歌として、こうして入り口に立ってただ聴いていたいだけの者もいる。

【ほぼ百字小説】(4508) 同じ穴に誰かいる。穴の中は暗くてよく見えないが、自分だけではない。ひとつの穴にひとりだと勝手に思っていただけなのか。あるいは最近変わったのか。近頃、自分の中に自分以外の誰かを感じるのも、それなのかも。

【ほぼ百字小説】(4509) 今朝も赤い花のまわりを飛んでいた。こちらの心を読んでいるかのように予想外の方向に動くから、ぐんにゃりと歪んだ姿とかばらばらの各部しか映らない。そう思っていたが、もともとそんな形なのかも、と最近は思う。

【ほぼ百字小説】(4510) 親族たちが集まって赤いカーペットの上で大はしゃぎ。さすがに主に無断でそんなことしないように思うし、そんなことさせてもらったお礼くらい言われるような気もするが、そんなこと忘れてしまったか。忘年会だけに。

【ほぼ百字小説】(4511) 十ほど年上で、だから十年後にはこの人のようになれてたらいいなと思う人がいて、ひさしぶりに話をした。もう七十になってしもたなあ。けど、最近ちょっとだけわかってきた気がするねん。というのが、その人の近況。

【ほぼ百字小説】(4512) 紐付けてるから、逃げられへんで。引っ張られたと思ったらそんな声が。付ければ便利だからと強制された紐なのだ。せいぜい皆でがんばって引っ張ってくれや。いっしょに沈むの嫌やろ。泥に沈んでいくそいつが言った。

【ほぼ百字小説】(4513) AIによって構築されたもうひとりの自分とのズレを修正するため、こうして定期的に対面する。実際、けっこうズレがあるのだ。もうひとりの自分を調整するのは金がかかるから、極力こちらが合わせるようにしている。

【ほぼ百字小説】(4514) もしものときのために自分をコピーしたことは、たしかにある。どうやら流出したそれが、いろんなところでいろんなことをしているらしい。どうすればいいのだろう。なんだか近頃、やたらと支持率が上がっているのだ。

【ほぼ百字小説】(4515) そうか、こうやればいいのか。長く生きてきたが、今になって気がついた。もっと早く気がついていれば、いろんなことができたのかもしれないが、今からでも遅くはないだろう。これからは遠慮なく首を伸ばしてやろう。

【ほぼ百字小説】(4516) 傘が重いほどの土砂降りで、実際、両手で支えているが、いくらなんでも重すぎる。傘の上に何かが乗ってるのかな。たしかめようとすればずぶ濡れになるだろうから我慢して歩くが、歩いても歩いても商店街に着かない。

【ほぼ百字小説】(4517) 雨の日にはあの空き地の隅に集まっていた。屋根などないのに地面は濡れてない。その空き地にも家が建って、雨天に猫たちが集まるのは別の空き地の隅に。やっぱり濡れてない。場所の力ではなく、猫たちの力なのかな。

【ほぼ百字小説】(4518) あの土砂降りの間はずっと盥の水底で動かなかったが、からりと晴れた今朝はもう外に出てきている。水底から見上げる激しい雨はどんなだろう、などと思いながら、亀が甲羅を干しているその横で、洗濯物を干している。

【ほぼ百字小説】(4519) 高校生のとき観た「ルーク、理力を使え」という字幕の台詞が、間の抜けたところも含めて今も好き。「ルーク、洗濯機を使え」とツイートした日、妻が古いフィギュアを買ってきた。いや、ヨーダの台詞じゃないけどな。

【ほぼ百字小説】(4520) 秘密の浜はいつも夜で、それは海が地下に隠れているから。ずっと昔には動いていたという長い長いエスカレーターを下ったところが波打ちぎわ。そこに広がる長い長い砂浜は、前の世界の小さな小さな欠片で出来ている。

【ほぼ百字小説】(4521) 同じ手順を何度も繰り返している。繰り返すのは失敗するからで、失敗の原因を究明して取り除くより、成功するまでただ繰り返すほうが得だと考えられているから。誰にとって得なのかは知らないが、今回も失敗らしい。

【ほぼ百字小説】(4522) 月に似た何かが、木々のあいだに浮かんでいる。見た目の大きさも明るさも色もそっくり。以前は、月が出ているときにも現れたりしたが、学習したのか今はもうそんなことはない。本当の大きさはどのくらいなのだろう。

【ほぼ百字小説】(4523) 月に似た何かが木々のあいだに浮かんでいるのはいつもの通りだが、今夜のそれはかなり赤みがかっている。動物を食ったあとはそんな色になる、などというのは何の根拠もない噂だろう。その赤さもまた、月に似ている。

【ほぼ百字小説】(4524) あの月に似た何か、満月だけかと思ってたら、いろんな月齢のがある。同じ個体が形を変えているのか、複数存在しているのか。もし複数存在するにしても、いちどに複数現れることはないから、そこは理解しているのか。

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以上、19編でした。

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