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大人になったから少しだけわかる。あの時の自分へ

大人というのは、身勝手な生き物だ。

私は、幼い頃そう思いながら育った…

例えば

「親の言うことを聞きなさい」

「専門学校に入れてやった」

「あれを買ってやった」

など、とにかく何かをしてやった感が強くてなんとなく子供ながら嫌だったことを覚えている。

何かを自分でやりたくても相談もできなかったし、したところでめちゃくちゃ反対された。

だから、いつも何もして来なかった。

趣味もなかったし、みんながやっていた野球、カードゲーム、テレビゲームして中学入ったら、とにかく先生の言うことを守って部活ばかりしていた!

(勉強は苦手だった)

いわゆる「theゆとり世代」

なんでも親がやってくれたし、勉強もして来なかったし、遊びも中途半端だった。

なぜなら、みんなすでにわかっていたから。

親や、先生がなんていうかという言葉を。

だから、親が嬉しそうな言葉ばかり発している人が多かった。先生も同じである。皆だいたい似たような発言しとけばいいのだと思ってた。

言ってしまえば、親や先生に言われたことを淡々と行えば、勝手に時間は過ぎるし毒を吐かれることもなかったし、言われたとしてもその時の反省のみ。

だから、社会人になった時がすごく大変だった。

はっきり言って意味も分からず仕事が増えていくのだから、驚きだ。

そして、やりたくない仕事ばかり増えていく、そして、当時は、電話対応が出来なくて毎日自分の携帯が鳴るだけでビビっていたほどトラウマみたいな症状が出たこともあった。


はじめて興味を持った仕事もはじめは、楽しかったはずだが、いつのまにか楽しさじゃなく辛さでしかなくなってきていた。

辛い理由は、単純だ。

上司が皆の前で私を怒る→皆は、怒っている上司をみてヤバいと思う→怒られた私と関わりたくないから少しだけ距離を取る→怒った上司は、自分は、すごいやつだと見せつけたから、どんどんつけあがる。


その繰り返しだ。


会社は2年で辞めた

その後ほかのスタッフもみんな辞めたらしい。

皆が皆こういう上司や大人でないのはわかっている。

だが、私は、こういう根性論でしか話を聞いてもらえない人とは、関わることをやめた。

私にとっては、メンタルの弊害である。

だが、数年後私も同じようなことをしてることに気がついた。

後輩ができてしばらくすると、当時嫌だった上司みたいな発言、行動をしている自分に気がついた。

「ハッ!!!」

自分でも驚いた。なんでこんなことになっているんだと自分でも分からなかった。

数日後後輩はやめてしまった。


ハッキリ言えば全て私の行動で変えれた出来事だった。

そして、当時の後輩とも良好な関係を気づけたかもしれない。

自己分析を簡単にして思うことは…

自分自身の自信のなさ、自分のキャラに合わない理想像をただただ振り回していた。


私は、自分が思っている以上に良くみられたいという欲が強かったのだ。

だから、後輩は離れた。


今思えば、本当に怒る内容なんてどうでもいいことばかりだった。

肩書きとかみえとかあるから行けなかったのだろう。

過去の私よ。

そんなにピリピリしても人生疲れるぞ!


私よ、力を抜け!!

気張っていては何もうまく回らない!

慌てるな、冷静に自己分析し解決策を見つけろ!

私よ!今の経験は必ず結果になって帰ってくるぞ!

今を生きるんだ。


長々とご拝読ありがとうございました😊





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