群集心理を利用して「FXストレス」を軽減させる方法(スキャルピング)
今回はスキャルピングでストレスを軽減させる群集心理の活用法についてお話ししようと思います.
そもそもFXにおいてスキャルピングとは,超短期トレードを意味し,1日に何度もトレードをすることで利益を増やしていく手法を言います.
スキャルピングのメリットとしては,デイトレやスイングに比べて損益が膨らみにくかったり,1日に何度もトレードできるため上達が早いこと,経済について全く知識のない人でも比較的勝ちやすいこと,などが挙げられます.
しかし,その反面,デメリットも存在し,利益が膨らみにくいことや,ストレスを抱えやすいことがそれにあたります.
スキャルピングに限らず,FXにおいてストレスを全く抱えずにトレードするというのは至難の業で,いくらトレード技術に自信がある人でもそれは不可能です.
しかし,ストレスを軽減するということはできます.
その方法について本日のチャートを用いて紹介していきます.
これは,2019/5/28の日本時間18:30頃のドル円1分足チャートです.
全体として,下がり目なのが分かります.
そして注目していただきたいのが,109.224のラインです.
これは,109.340からの上昇の倍幅,つまり,そこのラインから頑張って買ってきた人たちの損切り分を取ったラインです.
そのライン付近で2度止められているのが分かります.
そして1度上昇するもトレンドライン付近で売りが入り,下落.
しかし,安値を更新せず先程の109.224円で反発.
(上にスクロールするのが面倒だと思うので...)
この反発の1つ目の足,遅くても2つ目の足がエントリーのねらい目です.
ここで群集心理を活用します.
群集心理...なんだか難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが,至ってシンプルです.
この場合,109.200のライン付近まで頑張って売ってきた人たちが2度の反発を見て損切り(あるいは利確)を考え,次に同じラインを更新しなければそれを実行に移そう,という心理が働きます.
そして,買い方はそれとは逆に安値を更新しないのなら買ってみよう,という心理が働きます.
つまり,一気に買いが入る可能性が高いわけです.
結局,今回もそのパターンでした.
この場合,トレンドラインも存在するので,一気に買いが入った後,大きめの売りが入ることもあります.
よって,そのことを危惧しつつ,一気に上がって,若干の売りが入ったところで損切ります.
これでストレスをほとんど感じることなく,トレードを終了することができました.
これで群集心理を生かしたストレス軽減法についてのお話しは以上です.同じ形・価格のチャートは2度と存在しませんが,今回お話しした群集心理の利用法は多くのパターンで使用できます.皆さんも試行錯誤しつつ,この群集心理を活用してみてください.
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