初!陶芸を体験して感じたこと。
昔占い師さんから「何かを作るってことをしてみるといいよ」とアドバイスをいただき「陶芸とかいいと思う。一度経験してみたら?」と言われ、はや5年以上が経った。
何度か陶芸教室を探してみるものの、今一歩足が進まなかったのですが、今回友人の知人の知人が陶芸の体験ができるお店を開いているという情報を聞き、早速友人と行ってきました。
訪れたのは長谷にある「体験工房 はせ陶」さん。
事前に予約していた時間にお店を訪ね、受付をしてから簡単な書類を記入。
そして何を作りたいかを決めます。
椀、皿、鉢、湯呑み、などの中から選べました。(もう少しあったかも)
汚れないようにとお借りできるエプロンをつけ、靴を取り替え、作業場へ移動。
まずは先生が作り方のお手本を見せてくださいます。
右足の部分にペダルがありそれを踏むと電動ろくろが動き出し、スピードの調整ができます。
ろくろを回し、適宜水で滑らかさを出しながら形を作っていく。
見ている限りでは工程はさほど多くはなく、初めてでもわかりやすい内容でした。
その後いざ実践!
最初は真ん中に穴を開け、そこから高さを出したり、薄さを調整するのですがが、指へかける圧の強さ加減や、均等に厚みが出るようにする作業はなかなか難しく、広がりすぎたり、薄くなりすぎたり。。
でもそこは先生が手伝ってくださって、調整しながらできるので初心者でも安心して取り組めました。
それぞれ試行錯誤しながら、先生に手伝ってもらいつつ徐々に感覚を覚えたくらいのところで完成。
あっという間!ろくろを回していたのは15分くらいでしょうか。
体験では形を作ってろくろから切り離すところまでで終了です。
こんな感じに出来ました。
その後、底を整え、あらかじめ決めていたサインを底に掘り、乾燥させ、仕上げ行い、焼きに入るそうです。(これはお店の方がしてくださいます)
今回陶芸体験して感じたことは、自由自在に考える形を作っていくということも面白かったのですが、私はそれ以上に、土に触れたときの感触にどこか懐かしさを感じ、いつまでもそのまま触っていたいような気持ちになったことにまず驚きました。
真夏に川へ手を入れた時のようなひんやりと感じる冷たさに、息を感じる弾力のある柔らかさ、水をつけるとしっとり滑らかな質感。
なんとも言えない感覚に形を作らなきゃいけないことも忘れて、ただただその手触りを味わってしまうほど。
森林浴や、木々に触れたり、海の音を聞いたり、土の上を裸足で歩いたりする時に感じるような癒し。
自然のものに触れると何かパワーをもらえるのでしょうか。
と不思議に思って、『陶芸 癒し効果』で検索してみると、
というようなことが書かれているサイトがいくつもありました。
長谷という場所柄もあり、日常から離れたひとときを過ごせる良い時間でした。
今度は色塗りとかも体験してみたいな。
完成品は2ヶ月ほどで届くようです。
楽しみ〜!
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