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介護について皆さんはどんなイメージを持っていますか？

世間的には3Kと言われていたり、体力的にキツい、給料が安い、休みが少ないなど、、、

ネガティブなイメージを抱えている人も多いかもしれません。

この表は、「日本介護福祉会」が行ったWEBアンケートによる結果です。
（http://www.jaccw.or.jp/pdf/20th_jigyo/chosakekka_ippan.pdf）

この表を見ても分かる通り、やはり休みや給料に関するイメージがあまり良くないという事がわかります。

ただその反面、社会的な役割や、やりがいに関するイメージはとても高くなっています。

終身雇用制度も崩れてきている今の時代、社会的には給料や安定よりも“やりがい”を求めるようになっているように思います。

でも実際の介護現場はどうでしょうか？

これだけ見れば社会的な価値ややりがいが高いというイメージがある介護業界は魅力のある業界なのではないかと思うのですが、現実はどの企業も人材不足に悩まされています。

また、個人のイメージではなく社会的評価を元にしたアンケート調査では介護に対するイメージは決して悪いものではないように思われます。

体力的なキツさに対するイメージはあるものの、個人のイメージに比べて社会的評価をイメージしたものでは、給料も63％以上が満足いく水準だと思うと答えています。

また、社会においての必要性に関しては96％以上がそう思う、ややそう思うというポジティブな結果となっています。

これを見るとますます介護業界に人が流れてこない理由が分からなくなるのですが、実際に介護の仕事に就職・転職したいと思うか。というアンケートでは67.6％もの人が”介護の仕事をしたいと思わない“との結果になっています。

このイメージとのギャップはなんだろう。

これだけやりがいがあるとのイメージを持ち、給料も半数以上の方がある程度の水準にあると思いながらも実際の現場は負のスパイラルに陥っています。

日本の財源は厳しくなっています。

今後もそれは変わらないでしょうし、さらに加速していく事でしょう。

介護業界のお金の問題は今後も付いてまわるものかもしれませんし、今のままでは限界を迎える事は明白です。

ただ、僕はそれだけが問題だと思えない。

社会的にはこれだけイメージも上がってきています。

それでも未だ介護の現場が負のスパイラルから抜け出す事が出来ないのは、介護業界が世間との壁を壊しきれていないからじゃないでしょうか。

介護現場と社会の間には壁がある

僕は今の現状をそんな風に感じています。

社会的なイメージは上がっても実際の現場が見えない、分からないから自分が飛び込もうとは思えない。
他にも、介護現場は人員が不足しているから誰でも入れるし、本当に他にやれる仕事がなかったらやろう。

そんなような感覚が広まっているのではないかと思います。

また、最初にあげた「介護への自身のイメージ」のアンケート結果で「職場の雰囲気がよい」と思う人が20％にも満たない事が僕にとってはとてもショックでした。

実際、別のアンケート結果によると、「介護現場で働き始める“前”と”後“のイメージが変わった」という方が60％との結果も出ています。（https://www.staffservice.co.jp/cheer/special/kaigo_question03.html）

これらの内容を踏まえて僕が思うのは、

介護業界の課題は広告にある

という事です。

介護業界は実際の現場の姿を伝える事が出来ていない。

そこがお金よりも大きな問題なんじゃないかと僕は考えています。

まだまだ具体的な形や、方法もなく、僕の力だけでは弱いと思いますが、その課題を解決していけるように「介護の広告問題」を常に意識して、問題解決に取り組んでいきます。

介護業界の方で同じような問題意識を抱えている方がいましたら問題解決に向けてぜひ一緒に取り組んでいきましょう！！

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