【介護に正解はあるのか】介護を通じて仕事のあり方を考えてみた。

2019年7月10日 21:01

最近、働くとは何か。
ということを考えています。

僕は介護の仕事をしているので、介護とは何か。サービスとは何か。お金をいただくとは何か。ということを考えているのですが、それを考えていると最終的には必ずといっていいほど、仕事とは何か。働くとは何か。について考えてしまっています。

介護とは何か。

多分、介護の現場で働いている人なら一度は考えたことがある問題だと思います。

他のサービスも同じかもしれませんが、介護には正解がないと思っています。
ある人にとってはそのやり方が正解でも、ある人にとっては間違っているかもしれない。

それは、相手の方の疾患やADLに限った問題でもなく、同じような疾患で、同じようなADLで同じ性別で同じ年齢の利用者様がいたとしても、ケアの方法やサービスの方法は同じにならない。

もちろん、最適解はあるかもしれないけど、そこにはご利用者様一人一人の性格やそれまでの人生のバックボーンがあり、それによる影響ってすごく大きいと思うんです。

そこにはスタッフとの関係性や人間同士の相性のようなものもあって、それらがとても複雑に絡み合った中で１つの”正解っぽいもの“が示されているだけ。

そんな風に考えると、「高齢者」という年齢を基にした括りで「高齢者のためのサービス」と考えてしまうのもおかしいと思う。

なんでもそうだけど、括られているもの（抽象的な名称）にはそれぞれ似ているけど中身は違うものが集まっていて、
例えば、僕たちは空から降ってきた水の粒を一括りとしてまとめて「雨」と呼んでいるけど、それも細かく見たら一粒一粒の大きさや水量や中に含まれている成分の濃度などに違いがあるんですよね。

それを一括りでまとめて考えてしまうっていうのは効率的ではあるけど、よくよく考えたらとても雑な考えなんじゃないかと思ったりもする。

そんな風に考えていくと介護って何なのか。

そんな問題からそもそも仕事とは、働くとは。という考えになっていくのですが、
今僕が思っているのは、

仕事は自分自身を成長させるためのツール

ということ。

これが合っているか間違っているかは分からないけど、少なくとも学びのない仕事に価値はないと思うし（それはこれからの時代更に）自分自身が成長できないのであればそこでやる意味はないと思っている。

介護だってそんな風に、介護とは何か。を考えるから成長があるし、そこでの学びや利用者さんとの関わりの中で生まれるものがあるんだと思います。

そこに対して何も考えず、ただただ言われたことや、決められたマニュアルや、基本的な介助方法を繰り返している人に価値はないし、そんな考えは利用者さんも本人も誰も得しないので、それだったら他のことをやった方がいいと思います。

そんな訳で、今回

を使って僕が働いている職場である、「ベストリハ赤羽」の求人募集を作ったのですが、

募集内容詳細には、もともと会社の求人広告に書かれている業務内容↓

リハビリ特化型のデイサービスで、利用者様のやりたいを叶えるために一人ひとりにあったケアプランに基づき、リハビリを行います。
主な仕事内容は利用者様の送迎業務(必須)、バイタルチェック、入浴介助(女性スタッフのみ)、リハビリ補助、食事介助、レクリエーション・イベントの実施、外出支援などです。

をそのまま載せていたんですけど、これだと僕の考える仕事や、働く意味というものと違うな。
と感じたため、業務内容を変更し、

としました！

利用者様の送迎業務(必須)、バイタルチェック、入浴介助(女性スタッフのみ)、リハビリ補助、食事介助、レクリエーション・イベントの実施、外出支援などの業務はもちろんやってもらうのですが、それが仕事だとは思ってもらいたくない。

ていうか、それしかない仕事じゃつまらないじゃないですか。

だからここでは、一緒に利用者様一人一人にとって何が最適なのか、利用者様のやりたいことや、自分自身が働く上でやりたいこと。
それをお互いが全力でサポートしながら、一緒にやっていく。というのが仕事です。

共感してくれる方、少しでも興味を持っていただけた方はご連絡ください。
是非、一緒に働きましょう！！！

（もし働くことはできないけど、共感した！応援したい！と少しでも思ってくれる方がいたら、せめてシェアだけでもお願いします！！🙇‍♂️）

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