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サービスの価値について②

前回もサービスの価値について自分が感じたことを書いたのですが、今日もまた改めてサービスの価値について考える機会があったので書かせていただきます。
(前回の続きとかではありません)

介護の現場で働いていると、日々いろいろなことが起こります。

高齢者の方を相手にしているので、毎日"当たり前"な事ってなく、昨日まで何もなかった人が急に入院してしまったり、ついさっきまで元気だった人が急に状態悪化してしまったり、

当然ですが、亡くなってしまう方だっています。

僕たちにとっての当たり前が当たり前ではない世界です。

当たり前のように誕生日を祝うこと
当たり前のように記念日を祝うこと
当たり前のように桜を眺めること
当たり前のように年を越すこと
当たり前のようにオリンピックを迎えること

全てが当たり前ではない世界です。

その中で当然、一人一人性格も違えばニーズも違います。

一人一人のニーズに寄り添うことは、当然のことではあるのですが、正直繰り返す毎日の中で忘れてしまっていた部分もあったかもしれません。

今日はそんな当たり前のことを再確認する事が出来た日でした。

基本的なすべてのサービスは前払い制となっていて、サービスの質や内容に関係なくお金をもらうことができています。

当然、そこでのサービスの質はリピート率に反映されるので、質による影響がないわけではないのですが、その場だけを考えればお金をもらうのにサービスの質は関係ないものになります。

ただ、それだと相手(利用者さん)からしたら、”お金を払った”という気持ちよりも、”お金を取られた”という気持ちの方が感覚のとして近くなってしまうと思います。

本来のお金の姿というのは、”サービスに対する対価”として支払われ、それは感謝の気持ちを指標化したものであるべきだと思うので、極論、後払い制(サービスを受けた後にお客さんがそれに見合った料金を払う)にしても今と同じような金額、もしくは今以上の金額を払ってもらえるようなサービスをしていかなければいけないはずです。

それに、後払い制での支払いであれば、お金を払う側も受けたサービスに対して、納得した金額を払うので、それは”お金を取られた”ではなく、”お金を支払った”もしくは”お金をあげた”という感覚に近くて、その上で、サービス提供者側も前払い制の場合と同じお金をもらうことができればお互いにメリットのあるWin-Winの関係になり、それで初めて対等な立場になると思います。

つまり、「お客様は神様だ!」と言っていたり思っている人からするとそのサービスはお客さんの方が立場が上。
受けたサービス分の対価よりもこっちは多く金を払ってやっているんだぞ!という感情があるという事なんだと思います。

中には基本的な考え方がそういう人もいるかもしれませんが、極論、料理をタダで食べる事ができるレストランでそんなこと言うやつはいないですよね。
そんなやついたら相当ヤバいやつです笑

ちょっと話が逸れましたが、この考えで言うと、後払い制を導入した場合に前払い制の場合よりも多くお金をいただける部分が「満足度」という部分になるので、満足度向上とただ漠然と口で言うだけでなく、実際に自分のサービスが後払い制だと考えたら、このサービスでいくらいただけることができるのかって事を考えていかないといけないはずなんです。

そういった部分も考えていくことで、はじめて満足度向上に向けた具体的な方法やサービスを考えていくことができると思うので、今後はそういった部分までしっかりと考えて満足度向上を図っていかなければいけないなと考える事の出来た1日でしたm(_ _)m


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