慶應からMiss World 審査員特別賞受賞に2名が選出!特別インタビュー

過ぎし9月14日に世界3大ミスコンのうち、ミスワールドの日本大会が開催されました。
その大会にて、Miss World2015審査員特別賞に慶應から加藤亜希子さん(在学中)、早川真央さん(経済学部卒)が選出。
お二人には受賞後の心境ともに今後についてお話しを伺いました。

写真 (左)早川真央さん(右)加藤亜希子さん

interview

ーまずはお二人ともミス・ワールド2015審査員特別賞受賞おめでとうございます。
ミス・ワールド2015審査員特別賞に選ばれて、何か心境的な変化等ありますか?
早川)総計6800通の中から選ばれたということからもミス・ワールド2015審査員特別賞としての立ち位置を実感しておりますし、どんなことに対しても責任ある行動や振る舞いを心がけるようになったと思います。
加藤)以前の私は”ミス”には外見的な美しさが一番だと認識していましたが、この活動を通じ、それは単なる一部分でしかないことを学びました。内面の美しさも必要であるし、性格も含め、あらゆるものが顔や表情に表れてくるのだと思います。
行動的な面で言うと、慶應の先輩でもあり、尊敬しているTBSテレビ秋沢淳子アナウンサーが創ったSPUTNIK Internationalという国際ボランティア団体で活動をしていて、
ミス・ワールドの肩書でその活動の幅が広がったと思いますね。

ーミス・ワールドといえば他のミスコンと異なり、「目的ある美」として美貌はもちろんのこと、知性や個性なども試されるとのことですが、
加藤さん、早川さんともに慈善活動に取り組まれていますよね。そのような活動も参加のきっかけだったりするのでしょうか?
早川)私は友人に勧められて参加しました。
他にも世界にはミスコンはたくさんあると思いますが素晴らしい志があって、美貌を評価するこのミス・ワールドになら参加したいと興味を持ったからです。
加藤)ただ単に見た目を評価するのではなく、Beauty With a Purpose という言葉通り、美を使って何をするか?ということを大事にしています。
慈善活動に関しても何かをしなくちゃいけない!ではなく、自らやりたい!という気持ちが大事です。日常生活の一部だと思います。
早川)意識的にボランティアをするのではないですね。出場していたファイナリストの多くも恐らくはそういう方たちではないでしょうか。
私も国際的な慈善活動を始めたのは中学生の時。社会人になってもそれは変わりません。
ーそれは人間が呼吸をするようなものなのでしょうか?
加藤)仰るとおり、呼吸をするくらい無意識に自然に出来たら良いですね。

ーファイナリストのお二人にだからこそ聞きたいのですが、ミス・ワールドの大会とはどのようなものでしょうか?
加藤)参加者の精神力はとても強いですね。私自身、色々なものが至らないです。
美貌で語れば、モデル事務所に所属している人はたくさんいますし。ただ評価基準はそれだけではないということです。
ボランティア活動という行動や内面も合わせて総合的に評価しているコンテストであるという印象ですね。
また、ファイナリスト同士の仲は悪いのでは?という話があると思いますが、実際はとても仲がいいと思います。
喧嘩などといったギスギスしたものはなく、皆仲良しです。
早川)ご飯とかもいきますしね。
タイトルホルダーとなってからは必然的に受賞者同士で活動をともにすることが多いので仲は深まりますね。
ーそれでは早川さん、お願いします。
早川)私はこのミス・ワールドという舞台では、自分の良さを活かし、出していくことが重要であり求められていることだと思っています。
普通、社会人になると自らの弱点を補うことが多くなっていきますが、その弱点も含め、いかに前に出していくのか。これが大事です。
ーミス・ワールド2015審査員特別賞のお二人の今後が気になるのですが、どのようなことにチャレンジされるのでしょうか?
早川)来年、米国に留学しようと考えています。
また今回、受賞したことで活動の幅も確かに広がったと思います。
ーTOEICも900点と、かなりの高得点ですが以前から海外へは行かれていたのですか?
早川)1ヶ月間オーストラリアに留学したことがあります。
ーそれでは加藤さんはいかがですか?

加藤)繰り返しのお話になるとは思いますが、一学生という立場で発言していた当時と比べると、受賞させて頂いた現在とではやはり発信していく場であったり、
世間からの見方はだいぶ変わったのではないでしょうか。今まで通りやってきたことを、ミス・ワールドの肩書を使わせていただきながら発信していきたいと思います。
今後の方向性といたしましては、アナウンサーという道へいきたいと考えています。
ーお二人ともそれぞれがまた違う道を歩んでいくようですが、とても素敵ですね。
ぜひ読んでいる皆さんにも、素敵な自分自身の道を歩んでいってもらいたいと思います。
さて、少しお二人にプライベートのお話を聞きたいなと思います。
早川さんは水泳でジュニアオリンピックに出場されたご経験があると伺っておりますが。なぜ水泳を始められたのですか?
早川)両親の勧めです。3歳の時より始めて、ジュニアオリンピックへは小学校6年生の時に出場いたしました。

ージュニアといえどオリンピックですよね。幼いうちからそのような舞台に立っていたんですね。
年齢がまだ12歳だと緊張されませんか?
早川)あまりしませんでした笑
結果として24位でしたが、同じスクールに通っていた子がその大会で1位を獲得していたのを見ていたので。
ー今年ももう夏は過ぎてしまいましたが、海へは行かれました?
早川)行きました。水に浸かったのは膝までですね。
ー膝までなのですか?笑
早川)はい笑
普段泳ぐのはプールですので。
ーなるほど笑

加藤さんは先日、スリランカの方に行かれていたとのことですがそれはミス・ワールドの活動の一環ですか?
加藤)スプートニクが運営するスリランカのガールズホームにて、スプートニクの活動とBeauty With a Purposeの活動の一環として行って参りました。
ー加藤さんが感じた日本との違いってどんなものがありましたか?
加藤)現地で多くの女の子と触れ合う機会がありまして、その経験からなのですがとても元気をくれるんですね。
どちらかといえば私たちが彼女らに与える側であるのに、むしろいただくものが多かったなと感じております。小学校くらいのまだ小さい子だけに、喧嘩や衝突は起こります。
しかしそれでもその子達だけでちゃんと事態を収拾し解決までする姿を見ると、日本人と比べ組織の中でちゃんと問題を解決できているなと思いましたね。
とても一人一人が自立していました。
ー最後にお二人から見ている方へのメッセージをいただけますか?
早川)学生時代ってすごく短いですよね。私は今社会人ですが、振り返ってお伝えしたいのは”やりたいことをやりなさい”ということ。
このメディアは慶應生の方が多く見ていることで少し学業よりにはなりますが、自分が学びたいと思う分野について、
校長、教授、仲間、資料、施設、その他あらゆるものが揃っている環境だと思います。
ぜひ学びたいと思えるものを覆う存分学んでみてください。

加藤)私はまだ学生なので、学生という視点から述べさせていただくと大学生には時間がたくさんありますよね。
大学生として何を大事にするのか、そしてその先には何があるのか、自分が生きている使命ってなんなのか。この過程をたくさんある時間の中で考えていくことなのかなと思います。
私は大学に入学した1年生の頃に、以前から尊敬している方に使命について問われた時ハッキリとした返答が出来なかったのです。
その時から、”何をするべきなのか”ということを深く考えるようになり、社会貢献をしていきたいと思いました。
みなさんにもいろいろなご経験があると思います。一緒に頑張っていきましょう。

ー本日は忙しい中、どうもありがとうございました。
両者)ありがとうございました。
今回取材に答えてくれたのは早川真央さん、加藤亜希子さんでした。
早川さんは慶應義塾大学経済学部を卒業されており、加藤さんは現在在学中とのことです。
以下お二人のプロフィールをご紹介します。


ミス・ワールド2015日本代表 審査員特別賞受賞
早川 真央
1988.2.14生まれ
出身地:埼玉県
身長:176cm
3サイズ:B82/W59/H83
趣味特技他TOEIC900点、水泳


ミス・ワールド2015日本代表 審査員特別賞受賞
加藤 亜希子
1995.10.12生まれ
出身地:神奈川県
身長:166cm
3サイズ:B84/W58/H87
趣味特技他ボランティア活動、ヨガ、水泳、ゴルフ、バドミントン、クラリネット、ピアノ、生花、お菓子作り、映画鑑賞、ニュース原稿読み


ミスワールドとは・・・世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、1951年にイギリス・ロンドンで第一回大会が行われて以来、64年にわたって毎年開催されているミスコンテストです。
(公式HPより)


《ミスワールドの募集から、ファイナリスト、日本代表が決まるまでの期間とスケジュールについて》
今年2015年3月初めより募集開始
書類選考(3月~5月)
6月頃~約200名弱に絞り込んだ方と面接
7月中旬ファイナリスト決定(32名)
7月下旬~9月14日(日本大会)の約一か月半ファイナリスト期間として様々なBeautyTrialを実施
9月14日日本大会に於いて日本代表他、各受賞者が決定
2015年9月14日~2016年度日本大会開催までの約1年間、ミス・ワールド日本代表チームとして活動します。


取材協力 KOO INTERNATIONAL CO.,Ltd ミス・ワールド日本事務局


取材:高橋祐貴 撮影 長門賢人

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