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母と子の福岡遠征記。小2娘とSixTONESライブへ行ってきたよ

2023年の春まで、沖縄の竹富島で暮らしていた。2019年に家族の転勤で島暮らしを始め、1年経ったころにコロナ禍が始まった。そこから2年半、八重山諸島から外に出なかった日々。人口350名の竹富島と、高速フェリーで15分のところにある石垣島を中心に過ごしていた。

SixTONESさんと出会い、遠征デビュー

未知のウィルスへの恐怖心が周りにもなんとなく漂っていたころ、私はSixTONESと出会った。大いに笑わせてもらい、ときめかせてもらい、元気をもらった。

アイドルの力、応援したいと湧き上がるエネルギーのすごさを実感した。ここから、私の糸の切れた凧のような動きは加速。

2022年2月だっただろうか。熊本のライブに当選して、小5だった長男を連れて人生初の「ライブのための遠征」をした。

夏には広島での京本大我さん主演ミュージカルに当選して、今度は小4の次男を連れて、早くも2回目の遠征。

そして、2023年の春から埼玉暮らしを始めて、4月には小2の娘と東京ドームライブへ参加して、このたび福岡公演に当たったので、娘とふたたび参加したのだ。

それにしても、娘は小2にして2回目のドームライブ。いいのだろうか……?ま、いいか。

自分の趣味に多大な交通費がかかることに、罪悪感もある。何より、私にとっていちばんの趣味は「子育て」と言えるほど、子どもたちのことが大好きで可愛くて仕方がない。子どもたちのための体験に、時間やお金をどんどん突っ込みたくなるタイプなので、これにこの金額をかけるのであれば…と、ついつい頭の中に数字が思いうかぶ。

でも、母の趣味に子どもたち1人ずつに付き合ってもらうことで、貴重な2人きりの時間も過ごせて、その土地にちょっとふれる。こういうのも良いよなと思っている。

1日目の夜は友人たちとまったり食事

福岡での初日の夜は、稀人ハンタースクールで出会った仲間たちと空港でご飯。それぞれの子どもたちも来ていて、お絵描きやカードゲームに興じる。

大人たちはオンラインで何度も顔を合わせているし、昨年にも会っていたのもあって、スーッと日常の仕事トークが始まる。

「確定申告やってない」「最近の仕事は?」「ふだんは何時から何時まで仕事してる?」など、皆フリーランスなので、会社の同期会のような会話が続いて、ほっとする時間だった。18時半ころ待ち合わたのに、気づけばもう20時過ぎ。子どもたちのことも考えて泣く泣く解散することにしたが、「次はいつ会える?」を連発する友人の子の可愛いことよ……。子どもにとっても、また会いたい友達が全国に増えていくのはありがたいことだなあー。

「めんちゃんこ」初体験!

2日目 可愛いカフェを発見

ライブは2日目の夜なので、朝はのんびり。ホテル近くのコメダ珈琲でブランチがてら、私は少し仕事を進める。娘はお絵描きやゲーム。周りに同じライブに行くであろう人たちをちらほらと見かけて、娘が「あの人たちも……!」とヒソヒソ話しかけてくる。かわいい。

通りがかりにピンク色の壁のかわいすぎるカフェ「MiRAcafe」を見かけて、娘と入店!

スイーツだけではなく、アクセサリーや雑貨もあって、あまり時間もなかったのについつい娘とアクセサリー選びに没頭し、イヤリングを購入。娘とのお出かけはこういうのも楽しい! やっぱり、息子たちだと私がファッションアイテムを見ていても「まだ?」とか「早くして」とかしか言わないのでね……笑。

ついついイヤリングを購入。ひとつは娘の。
ピンク色の壁の店内。かわいいいい。

慌てて会場に向かい、グッズをしっかりゲット。会場隣の商業施設にトイレのため駆け込むと、サンリオのグッズとちょっとしたアトラクションが楽しめる施設や、室内遊園地、ベースボールミュージアムに、チームラボの施設が入っていて、これまた魅力的だった・・・!もう少し時間に余裕を持って来ればよかった。娘はサンリオの施設で目を輝かせ、5分くらいしか見ていないのに「シナモロールのバッグがほしい」と懇願し始める。値段、5500円もする。高いじゃん。「家に帰ってお年玉の残りをチェックしてから考えよう」と説得して、(やっと)ライブ会場へ。

こんなフォトスポットもあった!かわいい!!!

いよいよ、SixTONES VVS開幕!!

開演時間ジャストに開幕。席はスタンド席であまり近くはなかったものの、会場の全景が見渡せてよかった。炎があがるとこちらまで熱気が伝わってきたのには驚きだった。

メンバーが登場したとき、京本大我さんがハリーポッター風のローブのような衣装で、杖をブンブン振り回しながらゴリゴリにかっこよくパフォーマンスをしていて、かっこいい〜〜〜という気持ちと、ひょっとしてあれは、ローブに杖・・・?とちょっと困惑したのはここだけの話。(彼はハリーポッターファンとしてバラエティに出ていたこともある)。

MCで杖とローブについてメンバーからいじられていて、「やっぱりローブと杖だったのか!」と愛おしくなるなどした。

杖は大阪のライブ後にスタッフさんに頼んで、光るようにしてもらったらしい。「6人で今度は杖持とうよ」とはしゃぐも、田中樹さんからにべもなく「いや、俺そういうのマジで恥ずかしいから……」と断られていたのもよかった。

わが家の次男は昨年の春休み、ユニバーサルスタジオジャパンで16000円するハリーポッターのローブをお年玉で購入していた。新しくオープンしたハリーポッターの施設でも、ヴォルデモートの杖を入手。京本さんと息子、仲良くなれそうなんだよなあ。

パフォーマンスでもMCでも、6人それぞれのキャラクターがはっきり出ていたのと、もうすぐ結成10年になる彼らが積み上げてきた年月による信頼感も垣間見える。自由で、個性的で、でもまとまっていて、激しいのに包み込むやさしさがある。

激しくペンライトを振り回しつつ、どこかホームにいるような、ほっとできる時間だった。

アイドルのライブ、推しに会いに行く、という感覚よりも、とにかくライブを一緒に楽しむ。生バンドの演奏に、魂のこもった歌唱。そして、一緒に思い切り大きな声で歌って、笑って。楽しかったし幸せだなあと感じた時間だった。

推し友とライブ後ご飯

私がライブに行くほどアイドルにハマっていたのは高校生の頃までだったので、地方遠征に行ったことがなかった。だから、遠征はいつも子どもと。オタ友と地方で会う、なんてことをしたことがなくて、社会人で遠征をしている人のブログを読んで密かに憧れていた。

今回は、Instagramの子育てアカウントで4年間交流していた友達と、初対面を果たした!子育てアカウントなので、SixTONESのファンとしてコメントをやりとりしている数少ない友人。

ライブ後、近くの飲食店に運よく滑り込めたので、一緒にご飯を食べながらライブトーク!!!こういうの、憧れていたよ〜。小4の息子さんもSixTONESファンで、娘ともなんだかすぐに仲良くなって、親戚の子みたいな距離感で居心地が良かった。

ホテルに戻って就寝し、翌日朝の飛行機で帰宅。福岡にいたのは夢だったのか?というほど、あっという間に現実に戻ったけれど、福岡で友人と話して、ライブを見たのは現実なのだ。エネルギーをもらえた。また、がんばれそう!!!


⬇︎これまでにSixTONESさんについて書いたnote。


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