入場無料の富士急ハイランドを散策したお正月
年末は実家でのんびりと過ごした。私と子どもたちは埼玉暮らし、実家は都内、夫は山梨で単身赴任をしている。ややこしい。年明け2日だけが休日だった夫も実家へやってきて束の間の正月を過ごし(サービス業の宿命)、そこからみんなで山梨の夫宅へ向かった。
しかし!夫が発熱!!新年早々……!!!
徒歩で行けるくらいの距離に富士急ハイランドがあり、入場無料で入れると知ったのでお昼頃からフラッと行くことにした。
夫の家の最寄り駅は「富士山駅」。
なんとも縁起の良い駅。一駅乗ると「富士急ハイランド駅」に到着し、駅舎はトーマス一色でテンションが上がる。
絶叫系に興味のない子どもたちなので、散策しながらご飯やスイーツを楽しむことにした。
10数年ぶりの富士急は、絶叫マシンの充実ぶり・パワーアップぶりもさることながら、フードの充実が素晴らしい。1月3日なので、アトラクションは90分待ちなど。それでもフードはすんなり買えるくらい。色々な屋台やレストランがあり、野外でも焚き火が置かれているなど居心地よく楽しめた。
富士急ハイランドには、日本初・遊園地内にあるスターバックスもあると知った。
近隣の人は平日にここで仕事や勉強をすることもあるとか……ワーケーションスポットとしてもめっちゃいい!気が向いたらFUJIYAMA、ドドンパ!!さいこう!
1月3日の富士急ハイランドでは、もちまき大会が行われるらしい。小学生は前の方に入れてもらえ、次男と末っ子が餅やお菓子をゲット!!富士急オリジナルのヒーローが出てきて、餅バズーカ砲を打ちまくって、新年早々笑える幕開けだった。
富士急には14時からのフリーパスチケットがあることも知ったので、もし子どもたちがいろいろアトラクション乗りたがったら購入するのもアリかも?と思うも、娘が「コーヒーカップ乗りたい」と言ったのみ。島で4年間過ごしたからか?遊園地にあまり興味なさそうな子どもたち。
流行り物を食してみようと、10円パンやいちご飴もいただく。いちご飴のジューシーさとぱりぱりの飴のマリアージュに感激!
「そろそろ帰りたい」2時間ほど経つと中1の長男と小5の次男は、近頃出かけてもすぐに帰りたがる。思春期だから?一緒に来るだけでもだいぶ幼いのかもしれないけど。
富士山駅には小さな駅ビルがあり、帰りに入ってみると昔ながらの雰囲気がただよい新年3日だけど人はまばら。
でも、ダイソー、モスバーガー、無印良品があり、さらに山梨県民は1日500円で使えるコワーキングスペースと、公共機関がやっている子育て広場まであった。子育ても仕事も、さらに土地柄的にアウトドアスポットも周辺に数多くあるので、暮らしやすそうな場所だなと感じた。
私が無印良品を見ていると、小さなアクセサリーや雑貨を扱うショップの店員さんが子どもたちにマジックを見せてくれた。赤いスポンジのボールを机に指で押し付けると、二つに増えた!でも、娘がやっても増えない。
最後は、娘の手の中に一つのボールを入れて、店員さんが残りのボールを持つも店員さんのてからは消えて……娘の手から3つのボールが!!
「わー!!すごい!!!!」目の前で見た本格的なマジックに子どもたち3人も大きな歓声を上げていた。
「あ、持ってた袋置いてきちゃったかも……」
次男が一駅隣の富士急ハイランド駅に手提げ袋を置いてきてしまったようだった。長男と娘に二人で夫宅へ向かってもらい、次男ともう一度電車に乗り手提げ袋を取りに行った。子どもたちといると、こういう小さな予測できない出来事の連続だ。でも、こういうちょっとしたハプニングはけっこう好きだなと思った。
翌日、埼玉の自宅に約1週間ぶりに戻ってきた。
そして今、次男が発熱している。相変わらずハプニングは尽きない……!2024何、仕事も暮らしも、楽しんで行けたらと思う。
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