「感情と無計画」が身を滅ぼす?実際にあった一見良さそうに見えるけど「危ない貯蓄と投資」の話(第2話)
連続投稿11日目です。1月も残り10日。今日は感情と無計画がせっかく良さそうなお金の行動の効果を悪化させる、というお話をしていきます。
それではなぜ、ボーナスギャンブラーという話題を取り上げるのかということやボーナスギャンブラーでの影響などを今日はお話ししていきたいと思います。
ボーナスギャンブラーとは?
それではボーナスギャンブラーとは一体どのような人なのでしょうか?
よく相談事例であることなのですが、ボーナスが入るのでまとまった金額を投資してみたいというお話があります。30万入るので半分以上投資に回したい。というような形です。
このような人のことをここではボーナスギャンブラーと言うことにします。それではなぜボーナスギャンブラーが良くないのか?そして、ボーナスギャンブラーの末路をこれからお話ししていきたいと思います。
なぜボーナス「ギャンブラー」なのか?
ボーナスギャンブラーが悪いというつもりはありません。投資をされているのは素晴らしい行動かと思います。しかしながらなぜギャンブラーなのか?それは、投資の仕組みにあります。
投資をする際には基本的には「安い時に買って高い時に売る」これが利益を出す原則です。
そして、積立投資よりも一括投資の方が利益が出た時の利益幅が大きいのです。つまり、たまたまボーナスの時が相場が安く、その後伸びてくれたら一番良いわけです。
しかし、簡単にそうはいくでしょうか?
ボーナスギャンブラーさんがよくどのようなことをやろうとしているか?それは今から伸びそう、今が下がりそう、その判断を抜きにして
という感覚で投資をしてしまうのです。つまり、判断軸が今が伸びそうだから、ではないのです。ボーナスが入ったらという自分軸なのです。
マーケットはあなたの事情を待ってはくれません。この感覚でよく失敗してる方がいます。なので、ボーナスギャンブラーと言っているのです。
ボーナスギャンブラーの感覚はすべて「感情」基準
それでは、なぜボーナスギャンブラーは投資をしているようでギャンブルをしているのでしょうか?
それは「感情」基準で投資をしているからです。
感情基準とは何か?
いずれも「早く」というような「感情」が含まれています。
そのため、現実問題の対応ができずに失敗して投資の世界から退場してしまうということが発生してしまうのです。
お金の世界で「感情」はときにマイナスの要素を生み出すことがあります。
例えば、株価が下がった時に「やばい」と思ってすぐに売却をする行為、保険をいらないと「周りが言うから」解約する行為、そして「早く利益を出したいから」リスクの高い株式に投資する行為
結局のところこれらの行為はプラスになる時もありますが、基本的にはマイナスになることの多い行為です。プラスになったとしても「運」次第、つまりギャンブルということなのです。
そのため、感情基準でのお金の行動は非常に危険なのです。
それではどうしたらいいのか?
それでは、これらの感情基準での行動を防いで、ギャンブルではない行動をするにはどうしたらいいのでしょうか?
私からいくつかの提案があります。
まずはなぜ投資をするのか?投資をする目標は?ということを考えてみましょう。この目標は単純にお金を貯めたいでも構いません。目標がないでも構いません。まずは考えてみましょう。
その上で手段を考えてみましょう。果たして一括投資が望ましいのか、そうではないのか。
リスクを取れるのかそうではないのか。
ここを明確にしていくことによって、ボーナスの一括投資でもある程度冷静に考えていけると思います。
今回はボーナスギャンブラーについてお話をしていきました。明日は「サブ貯金型投資」についてお話をしていきます。
それでは皆さん良い週末をお過ごしください!
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