尾崎えり子さんの「子連れワーケーションの理想と現実」の note を読んで感じた2拠点ワークの理想と現実

このタイミングで読めたことは僥倖としか言いようがない。これから2拠点ワークをやろうとしてる者にとって、とても示唆に富んだnoteでした。

実際、私も令和元年を記念して(?)夏休みに、家族みんなでリモート・ワーケーション的な事をやってみようと検討してみたのですが、家族会議の結果、奥さまからの

その計画ではターゲットが明確でなく、ワークもバケーションも中途半端になる可能性が高い。現実的ではないと判断せざるを得ない

…という意見を聞いて「そりゃあ、そうだね」と全面的に同意。断念した、という経緯がありました。まさに、その核心をついた note でした。

今、この生活は自分だけのものではない

2拠点ワークをしようとするにあたり、いま見えている最大の課題は「現にいま営まれている生活の維持」です。多分ですが

・30~40代の子育て世代
・サラリーマンとして働いているが、リモートワークは比較的行いやすい環境にいる
・都会出身で、友達が夏休みに地方のじいちゃん・ばあちゃん家に遊びに行くのを羨ましく思ってた
・もしくは、地方出身で上京して生計を営んでいるが、地元に対して漠然とした想いがある

…という人たちで、2拠点ワーク(あるいは移住)に興味がある人って、少なからずいるんじゃないかと思うんですよね。でも、誰もが「いやいや、そうは言ったって今の生活があるしさ」ということで

「憧れてはいるけれど、どこか別の世界の話」

だと思ってるパターンが多いのではないかな、と。そして実際、リモートで仕事をするとなった場合も、

普通に仕事をするなら、子育ては家の方が何倍も楽だし、自分のオフィスの方が効率的だ。ワーケーションは仕事の効率を上げるためにいってはいけなかった。

このように尾崎さんが書いていらっしゃる通りで、単に仕事や生活をするだけなら東京にいる方が何倍も効率が良いんですよね。

でも、このまま都会で仕事をしていたのでは起こらない「何らかのイノベーション」に期待して2拠点ワークを実現したい。これは言ってみれば「研究開発への投資」のようなものです。

研究開発に投資をしたいなら、既存事業が十分収益を上げていること&その収益が維持されることが、ステークホルダーの合意を得るためには必要です。

それでも「自分の人生」と「家族の人生」の二兎を追って二兎を得たい

私が大好きなコトバに、西村創一朗さんの「二兎を追って二兎を得る」というものがあります。

かつて「IT」がまだ大衆化されていなかった頃、「都会か地方か」というのは二者択一、トレード・オフの関係でした。物理的な距離を超えて仕事し、日々の生活を営んでいくことは、余程特殊な職業でないと成り立たなかった。

長野に住んでいた子どもの時分、大人たちのがよく、こんな会話をしていました。

「●●さんち、息子さん東京から帰ってきたんだって」
「そうだねぇ、親父さんももう、歳だからね」

そう、都会在住者が地方で生活するためには「都会の生活を捨てる」しか選択肢がなかったのです。

今は、ITによって「場所を選ばない働き方」をできる人が、どんどん増えています。だからこそ私は、何か特別なことをやっているでない普通のサラリーマンだけれど

「都会も捨てない、田舎も捨てない」
「自分も捨てない、家族も捨てない」

働き方を実現したいのです。

2拠点生活を実現するための3つの行動計画

尾崎さんは

時間とお金をかけて1240キロ離れた場所まできて東京と同じ時間を過ごしていることへの残念さが押し寄せてきて、生産性は下がった。

と書かれていて「なるほどなぁ」と思ったのですが、とはいえ、いきなり裸一貫で地方へ行くわけにもいきません。東京でやっている仕事を持っていくことは、私のファースト・ステップとして外すことができないなと思っています。

そこから現地で仕事を創造することにどう繋げて行くのか。1年くらいかけて、3つのステップで行動していきたいと考えてます。

【ステップ1】リモートワーク
東京で請けた仕事を持っていってやる
【ステップ2】パラレル(並行)ワーク
東京の仕事を「主」としつつも現地で「副」となる仕事を受注→「東京:地方」の比率を徐々に「複」にしていく
【ステップ3】フュージョン(融合)ワーク
東京と地方が境目なく融合して、相乗効果を出せる状態

まぁ、うまく行く根拠はまったくありませんが、いずれ長野の実家も何とかしなければならない「ついで」もあるので、今年はアクションを起こしていきたいと思っています。

それにしても、閃きだけで突っ走りがちな私に対し、いつも現実的なオペレーションを考えてくれる愛すべき奥さま。夫婦の関係って、うまくできてるもんですね。

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藤森 ユウワ

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