都内三麻フリー攻略その0
※今回の記事は全文無料です。
三麻フリー興味あるけどマナーや所作で四麻と違う部分が不安…
今回はそのような方に向けて、三麻と四麻のマナーや所作の相違点について書いていく。
・開門
開門はリンシャン牌部分を4トン(8枚)残す。
ドラ表示牌は、自動でめくれてくる卓もあれば、親が指定の場所をめくるお店もある。
親が指定の場所をめくる場合、どこをめくるかはお店によって取り決めも異なるが、最初のルール説明で説明されるだろう。
この際、リンシャン牌は降ろさなくてよい。
三麻は抜きドラを抜いた際にリンシャン牌から牌を補充するので、リンシャン牌に触れる頻度が高く、その度にリンシャン牌を降ろすのは手間が多い。
・第1ツモ
三麻で自動配牌の場合、手牌が12枚の状態で上がってくる。
なので親は最初に2枚ツモることになる。
この2枚ツモるのは、①(連取り)と②(チョンチョン)の2種類あるが、関東の場合はほとんどのお店が①(連取り)を採用している。
手牌が12枚の状態で上がってくるので子の場合も最初に1枚ツモる必要がある。これを忘れると少牌になり悲惨な局を迎えることになってしまうので気を付けよう。
・抜きドラ
最初の切り番になり手牌に抜きドラがあったり、抜きドラをツモってきた場合は、右端の副露搭子を晒す箇所に抜いてリンシャン牌から牌を補充しよう。
うっかり抜きドラを抜き忘れると役牌の重なりを逃したり、役牌対子他は0対子で役牌が鳴きづらい牌姿での他の牌の重なりを逃したりして非常に勿体無いことになりかねない。
抜きドラは花牌だったり北だったり伍萬だったり店名があしらわれた特殊牌だったりとお店により異なるがこちらは必ず最初に説明される。
・点数申告
点数申告は、最初に役と現状のドラを申告してから裏をめくり、満貫や跳満などと申告するのを推奨しているお店が多い。
「ロン。メンタンピンドラ3、裏2、倍満の2枚。」
といった感じだ。
四麻の場合だと和了した際に役やドラは言わない方がよいコミュニティーの方が多いが、三麻の場合はドラの枚数が多く、すぐに点数を把握するのが困難なことが多々あるため、役を申告した方が双方にとってよいことが多い。
また、役と現状のドラを一旦申告してから裏ドラをめくって申告することにより祝儀も把握しやすくなる。
点数申告も四麻の場合だと「満貫」や「跳満」ではなく「2000−4000」や「6000オール」と申告するのがよいとされるコミュニティーが多い。
しかし、三麻の場合は「満貫」や「跳満」と申告するのが一般的だ。
例えば、「3000−5000」と申告された場合、2000−4000の一本場なのか満貫なのかで食い違いが起きてしまうことがある。
他にも「6000オール」と申告すると、申告された側が四麻の点数に認識が引っ張られてしまい、「え?跳満なくね?あ、満貫で6000オールなのか」と戸惑いが生じるケースも散見する。
何より「満貫」や「跳満」と申告する方が簡素であり、そのスムーズさが三麻の文化的にも尊重されてるものだと思われる。
関西では「倍満」のことを「トッパン」と申告することもあるが、関東ではこの申告はわかりにくい符丁としてNGとされてることが多い。
無難に「倍満」と申告しておこう。
・最後に
以上、三麻と四麻のマナーや所作の相違点について挙げてみた。
他にも、いろいろな方がYouTubeで三麻フリー実践動画などもアップしてるのでこの記事を踏まえた上で動画などを観るとよりイメージしやすく、スムーズに実践に臨めるだろう。
個人的には麻雀特化ゾーン・ワケベさんの実践動画が好みだ。
この記事で三麻フリー未経験の方の不安を少しでも和らげることができたら幸いだ。
twitter:@yuuyaymmt
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