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可視化へ向けて、可視化しないところを考える

グラフィックレコーディングをするとき。当日までのいろいろが当日レコーディングの質の8割以上を決める気がする。単に描く練習はもちろん、向かう姿勢や事前調べやイメージをふくらませることなども含め。
可視化な仕事なのに、可視化していないところを大切にするって面白い。

先日、インフォグラフィック・エディターの櫻田潤さんの、作品を作る過程動画を拝見した。描き始めでも十分素敵なのに、一度描いたものでも消したり描き直したり、何度も検討を重ねていらっしゃる。

練って練ってどんどん質高くできる方は、情熱も積み重ねもすごいなと尊敬する。一流の人は、誰よりも追求し手を動かす人なんだと思った。絵に限らず、アウトプットするものに対して、私にはこのとことん追求する丁寧さがないと反省。そんな時、デザイナーから漫画家へ転身された前田高志さんのデッサンをし続けたという記事を目にする。まずは観察から取り組んでみることにした。

最近、もやもやを一緒に帆走して可視化してほしいっていう声が多いように感じる。その場に合う可視化のかたちを届けられるように。

可視化するために、可視化しないところに気付き、注目してみる。


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