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“スタートアップ村”におけるしがらみと僕の立ち位置について

僕は学生の頃は個人で事業運営を行い、そして2012年にスタートアップ企業を立ち上げ、複数社さまからの資金調達や事業譲渡、バイアウトを経て、現在は投資家の方と直接的な資本関係は持たずに事業を行っています。
そして現在は再度会社を立ち上げているわけですが、現状では株式による資金調達は実施していません。

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今回の起業では色んな事業を行っていくつもりで、その中のいずれかの事業が資本を大きく投下すべきと判断したらそれを行う可能性もありますが、現状その計画は白紙です。
つまり何が言いたいかというと、僕はスタートアップ村を経験した上で、しがらみに囚われずに自由に動くことができる立ち位置にあるということです。

日本でも盛り上がりを見せるスタートアップシーンですが、僕はそこに多くの問題点があると考えています。
例えば、起業家の方が投資家の方にひどい扱いをされたとしても、なかなか公言できません。
なぜなら、それを明らかにすることによって他の投資家からの調達も含めて難しくなり、結果的に破綻してしまうというリスクを抱えているからです。
匿名による指摘であればよいのでは?という指摘もありますが、当事者の方同士であれば当然誰が言ったかは分かってしまいリスクを抱えることには変わりなく、それは健全な仕組みづくりのために機能しないわけです。

そこで僕が何をしたいかというと、中立的な立場からスタートアップ村の現状を伝えていくことです。
特定の企業や個人を貶めるのでもなく、ゴシップを広めるのでもなく、ブラックボックスになりがちな情報を発信していきたい。
僕がスタートアップというものに感謝しているということも事実なので、それを通じて多くの人にスタートアップや起業というものがより正確に伝わればなーと考えています。

個人事業主、スタートアップ起業家、バイアウト、そしてエンジェル投資家としての経験もあり、その上でこういった立ち位置で動ける人ってほぼいないと思ってるんですよね。
役割論者ではないけれども、せっかく得た経験を世に還元していくことは面白いんじゃないかなーと思ってます。

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ITベンチャーに新卒入社後2012年創業 複数回エクイティ・デッドでの資金調達を行い各種事業を行う 2015年に既存事業譲渡と訪日旅行者向けWebメディア立ち上げを並行しつつ、 2016年にフジメディアホールディングスグループに数億円でバイアウト 2019年から福岡で2度目の創業