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【第12回】私が初めてのことに挑戦する時に心に刻んでいるある言葉

こんにちは、トヨキチです。
今これを空港で飛行機を見ながら書いてます。
景色が良く、いいアイデアが思い浮かんできたので急遽noteを書くことに決めました。
私もまさにそうですが、4月から新しいものを始める方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな時に私が心に刻んでいるある言葉を共有したいと思います。

それはさかのぼること8年前、オーストラリアでの出来事

僕は外国語大学で英語教育を学んでいたので、大学2年生の春休みを利用して2ヶ月間オーストラリアに留学に行きました。
その観光途中に世界を旅行しているある老夫婦のおばあさんに言われた言葉に僕はハッとさせられました。
一応大学の授業がほとんど英語で行われていたため、幸いにも大学2年生が終わる頃には日常会話には困らない英語力があったものの周りは帰国子女や高校英語科の人ばかり、自分の英語への自信は全くありませんでした。

だからあなたはここにいるんでしょ!

留学中のある休暇に船に乗っての旅行がありました。
僕は留学で英語力をさらに向上したいと考えていて、知らない人に声を掛けていました。
そして世界を旅行しているある老夫婦に出会います。

僕:初めまして、私はゆうやと言います。
おばあさん:初めまして、●●だよ。
僕:実は今語学留学でオーストラリアにきています。私の英語能力はまだまだだと思いますが、宜しくお願いします。

そしてその後、あばあさんはこう言いました。

**おばあさん:That's OK. So you are here.

(全然大丈夫よ。だからあなたは今ここに居るんでしょ!)**

そう。おばあさんは英語が苦手(つたない)僕に、英語ができない。だからここ(オーストラリア)に勉強しにきてるんでしょ。だからそんな英語ができないことを悲観しなくてもいいじゃない。できなくても気にしなくていいじゃない!
と言ってくれたわけです。
私はごく当たり前のことを言われたにも関わらず、とても安心した気持ち、嬉しい気持ちになりました。
そう、
英語ができないから僕は今ここに居る!という自分を受け入れた瞬間でした。

初めてで無知なものや苦手・得意じゃないものを学んでいる時に「初めてなので」「できない」と逃げていませんか?

確かに初めてのものに挑戦する時や苦手なものに挑戦する時、周りよりできていないとなんか嫌な気持ちになるし、孤独を感じます。だから自己防衛のために「自分は初めて」「自分は苦手、得意じゃない!」と言って、自分にセーフティーネットを引くことが多いように思います。そうするとダメージは受けにくくなるかもしれないですが、成長の角度が低くなってしまいますし、チャレンジしなくてもいいんだと自分で自分の成長を抑制してしまい兼ねないと思います。

逃げるより受け入れよう

浪人時代にある予備校講師の方からある歌の歌詞になぞらえてこんなことを言われました。

「追いかけても追いかけても逃げて行く月のように」
と同じように君たちが受験から逃げれば逃げるほど、受験が追いかけてくる。
だから君たちは受験を受け入れて立ち向かわなければならない。

初めてで怖いもの・嫌なもの・苦痛なものは受け入れなければならないと見にしみた言葉でした。

最後に

今日以降、また4月から新しいことに挑戦する時に
大きな声で言ってやろう

**私はできないからここに居ます!

だから今これに挑戦している!**

と。

そうすれば、よりチャレンジできて、成長できると僕は思います。

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