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【第8回】この想いを伝えたい!今日会社を辞めてきて感じた去り際の美学

こんばんは、トヨキチです。
タイトルにもある通り、本日が会社の最終出社日でした。
今日1日でとても感じることが多く、この想いを伝えたい!と思ったので、帰ってきてすぐ今、パソコンに向かっております。

改めて感じた去り際の難しさ

何度か触れていますが、本当に「去り際」って難しいなと感じます。
言葉で表すと難しいんですが、とってもエモーショナルでもあるし、とっても人間性を試されるし、器の大きさとか本当に自分を試されるように思うんです。
僕は「良い別れができる人は、良い出会いができる」と思っていつも別れをしているのですが、改めて本日の出来事をもとに感じたことをお伝えしたいと思います。

ある会社様への1本の電話がその時の僕を変えた

お昼過ぎには関係各所の方には伝達を済ませて、午後ふと思い立って、ある会社に退職の連絡をしました。半年ほどお取引がない会社です。
退職の旨を伝えると開口一番、お客様がこうおっしゃいました。

「君は人間性ができているね。主要取引先でもないのに退職を伝えてくるなんて律儀だね。ほとんどの人が何も言わずに辞めていくからね」

僕はその言葉を聞いて「はっ」としました。
決して率先して連絡したわけではない。決して恩を着せようと思ったわけではない。そして多分人間性ができているとも言い難い。でもこう感じる人がいるならば、僕はまだ退職の挨拶という名のお礼を伝えられる人がいる!そう感じさせてくれました。
今までの感謝を誰に伝えますか?感謝をどう伝えますか?この選択と行動は本当に人間性を試されるなと感じました。

新卒がくれた一本の高級ペンから感じたこと

今年私が面倒を見て教育してきた新卒がある一本のペンをくれました。
恐らく今まで人生の中で使ってきた(もらった)ペンの中で一番良いボールペンだと思います。
これをもらった時に私は

こいつのために頑張ってきたということが彼に伝わったんだろうな

と感じました。

別にお世話になったからと言って感謝は強制するものではないし、何かあげなきゃいけないという決まりがあるわけでもないし、もっと突っ込むと別にもっと安いボールペンでもいいわけですよ。新卒ですし。
それでもなお、このボールペンを彼が僕にくれたこと。もちろん「物」という意味でも嬉しいけれど、僕はそれよりも彼がこのボールペンを僕にあげようと思い、実際に行動してくれたことがとても嬉しかったです。
※「それが大事」の歌詞みたいなこと言いました!(わかる人にはわかるはず笑)


もしかしたら感謝は言葉だけでは伝わらないのかも知れないですね。


今日という日をありがとう。これからも大事にする日になりました。


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