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【第9回】転職活動中に僕の背中を押したある一言

こんにちは、トヨキチです。
皆さんにはご報告しておりますが、転職活動をして4月より新しい会社で新しい仕事を行います。
今回はそんな転職活動中に僕の背中を押してくれたある言葉を紹介したいと思います。

転職活動は思ったより大変

これ経験したことがある人なら分かると思いますが、結構大変でした。
特に「〜しながら、〜する」ということが苦手な人には凄く大変だと思います。
多くの方は今の仕事をしながら転職活動をします。
今の会社の仕事をしながら、自分と向き合う&仕事を探す、面接対策や履歴書、職務経歴書を書く、面接を受けるなどなど
物理的な時間だけではなく、精神的時間がない」
という状態に私はなりました。
この辺の転職をしようと決めて、転職が決まるまでの流れで気をつけることは別のnoteで書こうと思います。

現状維持でありたいという自分に打ち勝てるか

そんな大変な転職活動をしているとふと
「こんな大変なのになんで転職しようと思っているんだろう」
「こんな大変なら現状のままでも良いかも」
という気持ちになります。
この悪魔の誘惑に打ち勝てるかが重要だと思います。

転職活動は初めて何かを手放す活動

北野唯我さんの「転職の思考法」という本を読みました。
そこにこんなフレーズがありました。
「転職というものは、多くの人にとって『初めての意思決定』だからだ。だから怖いんだ。」
「意味のある意思決定というのは必ず、何かを捨てることを伴う」

そしてこう続きます。

「多くの人が転職に恐怖を感じるのは、何かを手にするからではない。人生で初めて何かを手放すことになるからだ。しかも自分の意思で。」

この言葉を見たとき僕は「はっ」としました。
転職は新しい仕事(会社)を手に入れる活動であり、且つ、今の仕事(会社)を手放す活動だと。
確かに社会人になり多くの人が会社内で何かを「築いていく」ことをしてきたのに、転職はその多くを「手放していく」活動。
仕事にしても、社内の仲間にしても、社歴や役職にしても会社の中で築いてきたものは転職先ではほとんど関係ありません。そんな「自分という個」で勝負するために今まで築いてきたものを手放さなければなりません。しかも自分の意思で。
これは恐怖以外の何者でもありません。

この言葉のおかげで、手放すことを恐れてはいけない。寧ろ手放すということは前進しているんだと思うことができて、心が少し軽くなり、転職活動を強い意思で進めていくことができました。

何を得るためには何かを失わなければいけない

この言葉に全面的に賛成というわけではないですが、この言葉を思い出しました。きっと転職先に「ユートピア」は無くて、何かは失わなければならないのだと思います。

最後はこの言葉で締めたいと思います。

何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。

 by ケント・M・キース(逆説の10カ条)


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