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39歳

2019.8.20
俺は39歳になった。
まず始めに、SNSやチャットでお祝いの言葉をくれた皆さん、どうもありがとう!
俺なんていつもみんなにメッセージを送ったりしてないのに、それなのにみんながお祝いの言葉をくれて、ありがとうの気持ちと申し訳ないの気持ちが入り乱れw

誕生日なんて毎年忘れるし、自分が何歳かなんていつも曖昧で、自分に対し興味がないわけではなくて、なんていうか、どうでもいいんですw
けど今年に関しては違った感覚があって。

今まで好きなように生きてきて、正義を自分勝手に判断して周りを困らせたり、やらなきゃいけない事後回しにして迷惑かけたり、要は俺は精神年齢がかなり低くて、反省点だらけの37年だった。
ただ38、俺は少し変われた気がした。
今までピンチと思う事は自分が招いたただの失敗の結果であり、バカみたいな話、甘えに甘えてブヨブヨになった肉の塊の様な人間だったと思うけど、38は、そうではなかった。
仲間の助けもあったて乗り越えられた場面もあった。けど根本的に本気で戦ったし、乗り越えようとする努力をした。
だからきっと39を楽しみにしたんだと思う。
時間の流れの中に確かに自分を捉えていたんだと思う。

去年の6月15日、仕事を辞めた。
UPPER再始動が決まった1ヶ月後の事だった。
そして7月、事業を始めた。
これが正しい選択だったのかどうかというと、ホントに正しい選択だった。

金なし、経験なし、家には帰れない。
つまり、事業を始めるには準備が全く整ってなかった。
誰の投資もない。
自分で掴んで、自分でコントロールしなくてはならない。
けどそれは細胞レベルで考えれば、誰しもが真っ赤な川の流れの中で行ってる行為で、生きる事って意味では全く同じスタートラインだった。

必死こいて働いて、頭の中では常にUPPERが流れていて(どんだけw)、飯も食えず電車にも乗れず、あの暑い去年の8月〜10月にかけて俺は12kg痩せて、謎の発熱や発疹、痙攣の中で朦朧としながら毎日サバイブした。
いつまでたっても支払いをしないクライアントがいたり、自分の勉強不足で丸坊主で土下座もした。
メンタルも金もさらに底を突きそうな時に、やっぱり人の暖かみや、社会ってものの厳しさ、家族、仲間、故郷の有難さから、自分の在り方がどうあるべきかが見えてきて、怒りよりも大切な「希望」に俺は目頭を熱くしたのを覚えてる。

最近いつ泣いた?って聞かれた時、覚えてないと言ったけど、答えは去年の12月31日だ。
実家のベットの中で泣いた。

今年に入って仕事が激減して、とうとう深夜バイトも始めた。
50時間も寝ずに仕事する時もあったね。
深夜バイトは金だけじゃない。
経験がない自分の勉強を兼ねて、同職種のバイトを探して、現在修行している。
知らないことを知るのは本当に楽しいね。
パズルをやっているかのよう。
なるほどね!って感じで。
とある職人のYoutube chを発見して、連絡して、今度職場見学させてもらえることになって、更に磨きがかかる予定w

上を向いて歩こう。

仕事を終えた夜は、UPPERとYuyasekimotoの曲作りやイメージ作成。

友達と会ってインスピレーションを高めたり、マーチストアの打ち合わせと銘打って酒を飲んだりw

未来は俺らの手の中。

そんなこんなで迎えた39歳。
この日もまず、扇風機をつけて窓を開けて、玄関のドアも開放して、部屋の空気を入れ替えた。
毎日のルーティーンだから特に変わった事じゃない。
けど、気配を感じて玄関をのぞいたら、そこには見慣れない猫がいた。
真っ白で耳が欠けていて、人間みたいな顔立ちの真っ白な猫。
餌が欲しかっただけかもしれないけどね、俺は勝手に「招き猫」だと信じてしまったw
幸先がいいぜ。

マンハッタンのSoul mateと一緒にカメラ越しに一切れのケーキを食べて、色んな話をして、あっという間に2時間が過ぎて、いつものようにエアコンをつけられない軽トラックのケイコちゃんに乗って現場へ。
不便だけど愛おしいケイコ。
至って順調に仕事を終えて帰路へ。

「愛車のエアコン壊れてる奴焼け」な自分の腕を見て、夏らしいことが出来てるなって思ったけど、そもそもサマーバケーションでのぼせまくった奴らが使った部屋のクリーニングをしてる時点で相当夏らしいことしてるんだよなって思うと、少し笑えたw
使用後のスキンを布団に隠すような猫みたいなマネは勘弁して欲しいけど。

んで、夜は韓国でパフュームを作っている友達が新宿アルタで作品を販売しに日本に来ていたので会いに行ってきた。
雰囲気が変わっていたし、目には力と希望と、少しの疲労が映ってた。
マジで食らったね。
片言でも大丈夫。
インパーソンで話せる事ってやっぱ大切だな。
ありがとうヒョンジュ ヤ。

帰りの田園都市線、ラブラブなカップルを横目に、俺のI tunesはNAILSをチョイスした。
最高だ。

そんなこんなで帰宅して、少しロードワークして、引き続き曲作り。
というより歌詞作りだね。
いい歌詞が出来そうだよ。

そんな風に俺の8/20は過ぎていった。

39歳は、もうおっさんだよね。
ガキもいて、下手したら孫がいてもおかしくない歳なんだよなー。
まぁ、俺にはいない。
まぁ、安定もしてない。
まぁ、いい車なんて無縁。
幸せってもんに定義はないにしても、みんなそれぞれ。それでいいんだ。

けどね、俺、今ものすごく青春してます。
言葉にするとなんとなく恥ずかしいな。
けど、そうなんだよ。
それ以外の言葉を知らない。
毎日が孫悟空。
ワクワクすっぞ。
現状クリリンだけど。

目的と目標はイコールじゃない。
けどいつだってイメージがあって、そこに目的意識をもってフォーカスしていくといつのまにか目標になってたりする。
BassistだったりVocalistが仕事にはなっていないけど、今の自分の仕事含め生活環境が、Bass.voである自分を、UPPERのメンバーである自分を高めてくれているのは事実。
全てにおいて100%である必要はないけど、瞬間瞬間で100%、あるいはそれ以上のエネルギーを生み出せる人間でありたい。

39歳になった今、それが目標であり、全ての選択は目的に繋がっていて、それが爆発するのがUPPERでの俺のステージングイメージであることを、ここに記しておく。

こんな俺ですが、これからも宜しくお願いします!
なんて思ってないよ!

愛する全ての方々へ
Peace!!!

押忍!

#upper_japan #upper_yuya #note

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