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【12】「記事ネタ」が尽きないように、今やっていること。

記事を書いていると、最もよく聞かれることの一つは
「どうやって(読まれる)ネタを探しているんですか」
です。

突き詰めると、「メディアの価値」=「掲載されている記事の質」ですから、この質問は本質中の本質です。
仮に、好きなブログの運営者に質問を一つだけしていい、と言われたら、間違いなく私もそう聞きます。


だから「ネタ探しに苦労する」は別に恥ずかしいことではありません。むしろその悩みに到達しないほうが、不自然です。

実際、ブログを運営したことのある方や、記事を書いたことのある人なら共感する方も多いのではないかと思いますが、記事を書く上で最も時間がかかるのは、「テーマの決定」=「ネタ探し」なのです。


とはいえ、告白しますと、 2013年の二月にBooks&Appsを立ち上げるにあたり、私が最も恐れたのも「ネタの枯渇」でした。

「とにかく毎日、記事を書き続けること」が、アクセスを得るために、そして何よりも文書作成スキルを向上させるために重要であることは、多くの先人達が指摘していましたし、私も認識していました。


しかし、肝心の「何を書くか」については、残念ながらネットを見渡しても、誰も教えてくれませんでした。

もちろん「ブログ」「ネタ探し」などで検索すれば、たくさんのページがヒットします。

しかし
「時流に乗る」とか
「結論から書く」とか
「一文は短く」とか。

すでに書くことが決まっている場合に使う、テクニカルな知識はたくさん出てくるのですが、肝心の「何を書けばよいのか」については、有効なアドバイスが殆どありません。

しかも、人気のブロガーは「読みやすいから」「キーワードを含んでいるから」読まれているのではなく、「内容が優れているから」読まれているのは明らかです。

それなのに「記事の質が重要」と言いながら
「見出しを工夫しましょう」
「検索ニーズに基づいて書きましょう」
「いかがでしょうか?」なんていうサイトばかり。
「知りたいのはそこじゃない!」と何度思ったことか。


では、結局どうしたか。
困った私は、「ニーズ」よりも「自分の書けること」を優先しました。
つまり「自分の知識でかけることを書く」と決めたのです。

私の場合は、自分の好きな「本」と、当時まだ情報が少ない「iphoneアプリ」のことならば、ネタが尽きないだろう、情報も次々更新されるので、ネタが枯渇することはないだろう、そういう目論見でした。

余談ですが、実はそんな理由で、結果として、ブログのタイトルは「Books&Apps(本とアプリ)」となったのです。


この判断は、今でも間違ったと思っています。サイト名がわかりくくなってしまったからです。しかも、「ネタが尽きないだろう」という目論見も見事に外れました。(なので真似しないでください)

本はまだしも、アプリについては1週間で書くことがなくなり、ネタが枯渇しました。
つまり、これが何を意味しているかと言えば、「私はそれほどアプリに詳しくない」です。

記事を書いてみて、初めてわかったのですが私はアプリについて1日中考えているわけでもなく、ただ多くの人と同じように、漫然とアプリを落として、使って、消して、をしていただけでした。
「書けそう」と「書ける」は全く別だったのです。

本についても漫然と「書評」を設定しましたが、何しろ本は膨大です。
「ベストセラー」についての書評は画一的になりがちですし、そもそも私が読んでいる本の「書評」は大して面白い記事にならない。


「つまんないことしか書けない……」
と、私は30記事〜40記事目くらいで、「ネタの枯渇」に直面しました。

本もアプリの記事も書けず、当時苦し紛れで書いた記事にはこんな記事もあります。(昔の稚拙な記事なので、読む必要はありません)
ゴールデンウィークに子供や友人と、「戦略性の高いボードゲーム」はいかが?

今だったら、このような記事は書かないのですが、当時は「何しろ書かねば」と思っていたので、試行錯誤の跡がブログに残っています。


で、読まれないし、書くことないし、時間はかかるし……なんのためにやってるんだかよくわかんないよ、ということで、大体この辺で記事を書くのがイヤになってくるのではないかと思います。


しかし私は勢い余って会社を辞めてしまった身です。
まだ1歳の幼い娘も養わなければなりません。
ここで投げ出すわけには行きませんでした。

私はやり方を見直すことにしました。具体的には、以下のことをしました。


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安達裕哉

ビジネスメディアBooks&Apps管理人の安達です。 人の能力について興味があります。企業、組織、マーケティング、マネジメント、生産性、知識労働者と格差。 定期購読マガジンでは、メディア運営、メディアマーケティング、制作過程の裏側を詳細にお伝えします。

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