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ギックリ腰の即席対処法 【全日本トライアル Rd.3 終えて】

こんばんは、吉良祐哉です。

先日、全日本トライアル選手権第3戦がスポーツランドSUGOで行われたので、先日のレースについて書きたいと思います。

第2戦の中部大会が台風14号の影響で中止となったため、1ヶ月ぶりの大会となりました。

今回もレースウィークに雨が降り、土曜日も少し雨が降り、路面は滑りやすい感じ。(ここ数年、レース日まで晴れでグリップ最高やったことがない)

#きっと僕以外みんな雨男

セクションは久々にメインエリアの奥にある沢セクションが出たり、勝負所になる岩盤上りが出たりと、例年に比べると見応えのある設定だったように思います。
しかし、開幕戦の関東大会に比べセクション難易度は優しめでした。
ただ、行ければクリーン、ミスしたら5点の設定であったため、順位が大きく変動するレースでもありました。

レース当日は朝から快晴で、気分良くウォーミングアップへ。
開始2分、まだ身体の暖機運転をしている段階で、ステアを上がった瞬間に腰がずれたような感覚がありました。
【ギックリ腰】です。

即パドックに戻り、コルセットをつけ、塗り薬を塗って、再度ウォーミングアップへ向かいましたが全く走れる気配がありません。笑

このときはさすがに弱りました。
これまでの経験で、レース当日にギックリ腰になったことがなかったので、走れるのかどうかも分からず、次第に痛みが出てくる腰に不安を抱くばかりで。

しかし刻一刻とスタート時間は迫るので、バイクの準備はチームスタッフにお任せして、走るための準備をしました。不安はあるけど、リタイアするという考えはなかったです。

いざ、スタート!

直後の1ラップ目は、見事に5点を連発!
身体が力を入れないようにしている感じで、支えるために着いた脚に力が入らず、そのまま5点になるシーンが目立ちました。
その結果、なんと1ラップ目は17位。
#ブービー賞

それでも、痛みの我慢と力が入らないことだけどうにかすれば走れるという感覚はありました。
結果的に2ラップ目は1ラップ目の約半分の減点で走れたわけですが、意識したことといえば、無意識で力が入らない瞬間に【力よ入れ】と呪文のように唱え続けただけです。笑
#呪文を唱える男

たったそれだけのことなのですが、僕の中ではかなり変わりました。
気持ち1つですが、その気持ち(考え方)がとても重要だなと改めて感じました。
レース中は特に、考え方が勝敗を分けると言っても過言ではないと思います。
#過言かも

僕自身、昨年までは精神的に弱く、1日を通して安定して走れることがなかったように思います。それに比べ今シーズンは、ミスはあってもそれを引きずることなくレースを進めることが出来ています。これは、シーズンオフに受けたメンタルトレーニングの効果なのですが、要は、【マインドセット】です。そこら辺の詳しい話はまた改めて書きたいと思います。

とにかく、今回は9位と残念な結果になってしまいましたが、開幕戦と同じく成長を感じることができたレースでした。

残すは、11月8日の最終戦近畿大会のみです。
マシンと身体を完璧にしてレースに臨みたいと思います。

次戦も応援よろしくお願い致します!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
好きです!

では。

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