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忘年会

今宵は撮影納め、仕事納め、忘年会でした。

日中、インスタグラムに年末年始休暇を兼ねたご挨拶をしようと、ラボで記念撮影もしました。

セルフタイマーでタイミングよく走り込むのが難しく、また楽しくもあり、アホっぽく尊い時間となりました。

りのちゃんが、2022年忘年会の写真でフォトブックを作るという罰ゲーム(忘年会でボーリングをし、最下位だったため)をギリギリ達成してくれ(365日近くあたためてくれた)、ギリギリ今日、サプライズで事務所に届きました。


みんなで見て、ほっこり。

身内ネタで誰も得しなくて、すみません。

去年の忘年会だけでなく、春のラボ屋上でのバーベキュー、山中誕生日会サプライズ、商店街の七夕まつり、新年会や5周年記念兼きし送別会。

そうだそうだ、いろんなことがあったなあと総集編的に作ってくれて、やっぱりブックになるってめちゃくちゃいいなあと

写真を仕事にしながら、写真を仕事にしてるからって、人よりたくさんフォトブックが作れるわけじゃないんだよ、っていうのを分かってもらいたいのでした。大切なのは、時間確保。

忘年会、たくさん話せてよかった。
2023年で、自分たちが大切にしていることが身にしみて分かり、2024年ではそれをちゃんと伝えよう、ちゃんと大事にしていこう、と。

あっと言うまに1年は終わってしまうから、それを噛みしめて進んでいこう。肝に銘じて進んでいこう。

2023年のおかげで2024年の生き方が分かったし、より正しく強く、進んでいけると思う。のです。

朝からあよちゃんがスタジオ近くのエステティックサロンでのイベント撮影、それの機材セッティングとテスト撮影を手伝って、

徒歩でラボに戻ると同時にそういや年内でスタジオはおしまいだ、来年からはラボに一本化、事務所もラボへ持ってくる、

ということで編集仕事はさておいて、スタジオの小道具、ソファ、ベンチなどを3人がかりで一気にラボへ移動。

10時半からの年内最終の家族撮影に向けて、ラボに即席で新しいゾーンを作りました。

やっぱり新しいモノが撮れる、というのがめちゃくちゃ好きなんです。

同じ場所で同じような撮影ばかりするのは、ラクしてる気がして楽しくない。

ラボのあいていたエリアに、スタジオから床板や小道具全て移動して、置いただけの臨時ゾーンだけど。それでも新しい写真だ〜!と、1枚撮るごとにめちゃくちゃ嬉しく、興奮する。

信念として、もともとロケ撮影が大好きで、スタジオには興味が持てなかった自分にとって、2018年にスタジオをやることになって、スタジオやるなら、「スタジオでロケ撮影のようなことができるようにしたい」、と思っていました。

モノが多くてがちゃがちゃしてるけど、毎回その配置は意図せず変わっていって、主役の子どもちゃんの動きだったり性格だったりでそれらが違う働きをしてくれ、少し角度を変えるだけで偶然よくなったり、狙ってよくなったり、

自然光の強さが違ったりストロボをこう使ってみたり、新しい発見が毎回あって、マニュアル通りじゃないところはそのぶん難しさがあるんだろうけど、だからこそ、勉強になるし面白みがある。

「ここでこう撮ったら絶対いい写真になるよ」、というのはウチにはなくて、ご家族の雰囲気、テンション、子どもちゃんのご機嫌、

服装やアイテムによって、「こうしたらイイ」の正解は現場で生まれてくるものであって、チームでそのヒントは常に共有しあい、吸収したたくさんの小ネタを臨機応変に使い、言葉や感情で場を作っていく。

まさにナマモノ、ライブです。

ご家族と自分で写真を生むとき、そのお相手に合わせて進行の仕方、撮る雰囲気、背景の使い分け、衣装や小物を使う流れ、明るい暗い、自然光と人工光、途中で起きるハプニング、子どもちゃんに必要な適度なブレイク。

使える小道具や背景は、多いにこしたことはない。全部使わなくても、じゃあこれにしようあれにしよう、これがイヤだったらこれならイイ?って、提案できるものが多いほうが、心に余裕をもって撮影にのぞめます。

まさにロケーション撮影。

まさに難しい。

でもこうでなくちゃ、自分はとっくに写真をやめてるでしょう。

そんな感じでやってるので、それについてきてくれてるフーシャメンバーは、強いなあと思う。

自分次第で撮れる写真が変わってくるから、みんな切磋琢磨、写真と向き合っている。

そうでなくっちゃ。

そうでなくっちゃ、こんな濃い1年を過ごせないでしょう。

みんな、ありがとう!

今年もお疲れさまでした!


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