erewhon|weddingロケーション撮影 6 山中優|写真家 2021年6月12日 07:36 スタジオでお支度をして、慣れてもらうために少しだけ撮影をして 車で45分くらいかけて移動。 市内のキャンプ場がある場所。僕たち夫婦が手作り結婚式をこの場所でして以来、ここの魅力に気付いて使わせてもらっている。 そのときお世話になった市役所のイエキさんと親しくなり この日、「恋人が鳴らす鐘」を作ったから、鳴らしてって〜!、丘の上までのぼった。 そのシーンを携帯で撮ってくれて、SNSに使わせて〜ってなって 約1ヶ月後の今日、電話がかかってきて 「あのとき鐘を鳴らしてくれたお二人、もう一回来てくれへんやろか?実はあのときが記念すべき第一号で、今度は新聞記者さん呼んで、紹介させてもらいたいんさ、私服でかまわんもんで、お願いしてもらえへん?」 イエキさんの力になれたら嬉しい。お二人に早速伝えた。 自社前撮りプランで使っているこの場所。緑と湖。人があまりおらず、自由な撮影ができる。 まるで理想郷。自分たちで名前をつけようと思い、調べてみた。 「erewhon」 サミュエル・バトラーのユートピア小説に登場する「エレホン」。どこでもないを意味する英単語(Nowhere)を逆から綴ったもの。をいただいた。 3時間、ゆったり時間をかけて、深呼吸をしながら ものすごい量を撮る。 あえてスタッフは最小限。カメラの僕と、美容師のぷんちゃんだけ。 たった4人で行う大冒険。 この撮影が、写真人生で一番楽しいかな。 制約がない分、常に新しいことを試すことができる。 今日はこのへんに行ってみよう、この場所で300mmを使ってみよう、あえて50mmだけでいってみよう。 毎回、前回を越えるものを撮りたい。 進化しつづける撮影。 もしこの場所に飽きてしまったら、またそのときには次の理想郷が見つかるんだと思う。 それも含めて、写真人生の大冒険を続けよう。 #カメラマン #大自然 #前撮り #wedding #写真事務所 #ロケーション撮影 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート