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無我夢中

ヘッダー画像は今から書くことと全く関係ないんですけど、もれなく現在編集中の写真から選ばれてしまう写真たちです。

今日、提携式場での挙式撮影中、僕自身ほかの場所での婚礼撮影はちょこちょこしてるのだけど、こちらでのガッツリ撮影は久しぶりで、めちゃくちゃ楽しくて、笑いまくって、いろんなことに感動して、ああ今日も最高、と思いながら、いつの間にか仕事のことを忘れていたのです。

ここで言う仕事というのは、「事務所に戻ってあれ編集してこれ返信してあれ整理してこれ処理して」の山積みボーイたちなのですが、そんな山積したものたちに日々圧倒されつつ、逃げ惑いつつ、どんな撮影中でもまあまあ頭を支配してくれるのですが、今日ばかりは気持ち良すぎて、のめり込んで、ふと山積みボーイを思い出したときに、ああ、しばらく忘れていたなあ、無我夢中で入り込んでたなあ、いいなあコレ、っていう感覚に気づきまして。

僕がチームを作る上で、カメラマンにはそういう思いをさせたくないということが第一にあって、撮影中に「ああ、戻ってあれしないと、これしないと」と思わせてしまっては健康によくない。写真にもよくないし、もちろんそのお客さんにもよくない。

その程度は人それぞれだし、僕も切り替えはフツーに人並みにできるし、問題視することでもないっちゃないんだけど、自分なら100%パフォーマンスを発揮できたとしても、例えばメンタルがめちゃヨワな人だったらそれを苦しく感じるだろう。

だから、属人性を極力なくして、誰もがなんでもできるチームを作るべきだ、というところでこれまで10年くらい一貫してきました。

あの人しかアルバムを作れない、あの人しかこの撮影は編集できない、ということでは、その人への負担が大きく、撮影に集中できないじゃないか。撮影が終わってから、ゆっくりチームメイトと意見交換をしたり、お客さんと世間話をしたり。そんなゆとりが持てないじゃないか。

撮影のジャンルが多いから大変だろうけど、たくさんの写真を見て、たくさんの写真をさわって、たくさんのことを学んでほしい。共に学ぼう、友よ。

さっきまで、保育園役員による保護者へのうんぬん資料を作成し、ようやく完成。

転換開始。

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