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ずっと体調が悪い。

もう1週間くらい体調が悪く、いつもとは違う景色を見ていました(主に実家の自分が育った部屋)。

陰性だったので隔離ではなく、親とも適度に接触しながら朝昼晩を健康的に頂く。

しばらく高熱なんて出てなかったけど、数年前までは年に一回、いきなりドカーンと沸騰してダウンするということがありました。

それもたまたま撮影がない日で、ことなきを得るという優秀なボディでした。なのに今回は実に治りが悪い。今までで一番安静にしてるのに、完治しない。

昨日からほぼ平熱を推移しているため、そろそろ動こうと今日、朝からホームセンターへ行って必要なスチールラックなどを買う。2階のスタジオへ運びながら、少ししんどくなってきたのでスタッフにも促され病院へ行くことにする。

そして今、近くの大きな病院にきたところ。
検査キットと応急クリニックで2回、陰性と出ているのだけど、なんかあんた怪しいよね、ということでたった今簡易隔離された。

健康のありがたさを感じる反面、不健康から見た世界もまた気づくことが多い。

自分が撮影になんとか出れるか、出れないか、果たしてどうなる、と明日のことを考えていると、スタッフが根回しや撮影注意事項を話し合い、自分たちでなんとかするから「休まんかい!」と準備をしてくれていた。

こうして急遽時期が早まって、ピンチを助けてくれる若手がいてくれる。なんと、ありがたいことでしょう。僕はまだあえてなにも表現してませんが、ちびるほど感動してます。感謝してます。


実家には過去に自分が作ってきた卒業アルバムの束があることに気付き、それをゆっくり見返した。

今から6〜10年前の作品。撮影していた当時の楽しさ、大変さを思い起こしながら、この子たちがどんな歳になっているかを想像しながらページを行ったりきたりして、最高のドキュメンタリーだなと、改めて思う。

正直学校写真は大変で、やらない路線もありなんだけど、当時撮影していた子たちと奇跡的に再会できたときの喜びや、どこよりもいいアルバムを作りたい!という闘志がある限り、やらない手はない。それに向けて、今順調に採用を進めている。


昨日の夕方、実家を散歩した。
最初、公園の東屋で日向ぼっこをするのが目的で、GRは一応持って行っただけだったのが、

撮り始めてみると、なんか楽しいぞ、となる。
秋の涼しい空気と風が、生き物たちを喜ばせていた。彼らの嬉しさを見た自分もまた、嬉しくなったんだろう。

撮っていていろんなことを思ったけど、

もうとっくの前から、どんなカメラでも誰が撮っても、光や構図、着目点などを気にすれば同じような写真が撮れる。

そこに違いを出そう、と勝負をするのではなく、同じ写真でも、「あなたに撮ってもらいたい」「そんな会社に撮ってもらいたい」と思ってもらうことが、僕たちが生き残るための重要なポイントとなる。

だから、人として学んで成長し、人として感じて表現し、人生を意識的に、豊かな方向へ持っていこう。

なんとなく思いついて、スタジオ写真/家族写真を体験したことがない人に体験してほしいという思いと、

出張スタジオの装備を拡充しているタイミングも合わさって、すぐに母に自治会会報をもらい、自治会長さんに連絡をし、集会所を借りて撮影会をすることにした。

この団地、650世帯。その1/3が来ても撮れるように準備する。原則無料にするため、今回は協賛を集めてやってみるという、新たな試み。

自分が生まれ育った団地で成功したら、市内のすべての団地でやっていく。とってもいいことだと思う。

今もなお、待ち時間。
簡易隔離から外され、応急クリニックで陰性だったならそのまま診るよ、と先生が言ってくれたらしい。

僕はこういう身動きできないときにだけ、noteを書く能力が上がる。

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