大紀町マルシェに出る。
今日は地元津市から50km、高速を使えば50分足らずで行ける大紀町へ。
道の駅で行われるマルシェへの出店。
コトの発端は、1ヶ月前これからの「動き回り戦略」で動くとき、なにを元に動こうかと夜な夜な県のHPを読みあさり、県の持つ課題の欄に差し掛かったとき、「過疎化問題」が目に止まりました。
ああそう言えば、確かに。
三重県はタテに長い県なのですが、特に南部が劇的にピンチ。らしい。
そうか〜、ここで何かお役に立てないかしら、と考えた山中くん。
ストレートに思いつくのは、地元や市外県外でもこれまで開催してきている家族撮影会を、そこでやれないか。
しばらくの間思考が内向きだったため、別のフォトグラファーさんがいる土地で、わざわざ自分たちが行くのも仕事を奪うようで申し訳ないと思い、
コロナ関係なくこの数年は地元以外では控えてました。
ここにきて、過疎化の進む南部で撮影会ができないか、と。
大台町、尾鷲市ではわりと親しい関係が築けているので、位置的に間となる、あまり知らない大紀町へ行ってみよう、と考えたのが25時、
翌日午後には大紀町の観光協会へ突入していました。(行く予定はしてなかったのに)
観光協会へ行っても仕方がないのはわかっているけど、誰かしら地元の人としゃべり、キーマンとなる人と出会う術を見つけたかったのです。
最初はしらーっとされちゃったけど、長く話せばわかってくれて、助言をもらい、近くの商工会議所を案内してもらい、商工会主催のイベントにひとまず参加してみようということに。
今回のマルシェでの作戦としては、「撮影します」と言うのは殴り捨てて、地元の人と交流をするのを目的に。
撮影しないなんて写真スタジオがすごいことするなあと我ながら感心したけど、結果最高によかった。大正解でした。
出店者さんとの交流だけでもじゅうぶん、お腹いっぱいになるほど話せたし、またやりたいことがたくさん見つかった。
もしここで"ワンコイン撮影会"なんてしてたら、(もともと人はそんなに多くなかったけど)、そっちに気を取られてあれだけ充実した会話はできなかった。
撮影会はしなかったけど、話すうちにそういえば余裕があったらやってみようと思ってたこと、
GRで撮って、スマホに飛ばして編集して、AirDropですぐにお渡し、というのを会話をしながらさせてもらいました。うん、これはめちゃくちゃいい。ずっとしゃべっていられる。
この記事だけでは全然書き足らず、これ以上長くなるとまたタケルに怒られる、
明日続きを書こうと思っても明日には明日の風が吹くので結局お蔵入りとなる。
もうひとつだけ書きたいのは、我々が普段イベント撮影を仕事でさせてもらうとき、入り時間が設定され、それより少し早く行く程度で、まさに「部外者が客観的に撮る」ような行為をしていたな、と感じました。
今日、張り切ってだれよりも早く着き、手当たり次第ご挨拶をしていき、新参者にも皆さんニッコリよくしてくれて、関係性もすぐに出来ていき、
僕はいつのまにか自己紹介で「大紀町で家族写真を撮ることがしたくて、そのためにはまず大紀町を知ることからだと思って、」と言うようになっていました。確かにそう。
部外者が客観的に、ではなく、関係者が愛を持って。イベント撮影にはそのくらいのエネルギーをかけるべきだな、と思った次第。出店者さんたちのあれだけの準備風景を見てたら、苦労を知ってたら。いろんな想いを感じ取ることもできました。
これからも来たいし、ここに来る人を増やしたい。商工会担当者さんにも宣言。
終わってから道の駅の向かいのヒノキヤさんへ行ってみる。そういえば6年前に、友人がここでこどもマルシェというのをやっていた。イベント撮影をさせてもらい、めちゃくちゃいいイベントだった。
薪ストーブを売る会社さん。
担当者さんをつかまえ、敷地を撮影会に使っていいこと、あのときみたいな大きなイベントをやってもいいことを快諾いただく。
こっちで撮影など地元の方々を巻き込んで体験系を企画し、お腹が空いたら向かいの道の駅へ食べに行ってもらう。完成。
次に、とあるキャンプ場へ。
今回を機に中学時代の同級生が大紀町へ移住して体験教室をやっていることを知り、僕に合わせて彼もマルシェに出店をした。
その友人が立ち上げに関わっているキャンプ場。プロモーションをどうしていくか。
キッチンカーで出店したかずてる君も一緒に。
結果、このキャンプ場をどうこうするより、友人のやっている体験教室を進化させるほうが先決ということが判明。
地元の人と車で走るといろいろ案内してもらえて土地への理解が進むと言うことを体感。
以上です!
それでは!これで2,333文字だって!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?