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「やった事無いから分からない」って超ネガティブ

掲題のとおりです。

Webマーケティングの世界では確かによくあります。
よくあります、というかほとんどそうなんじゃないでしょうか?

何故ならやったことのある施策、やったらどうなるのか分かっている施策で
得られるリターンは想定できる範囲内ですし、期待値は超えないでしょう。

よっぽど、成果報酬なんかであれば話は別ですが。
(最近はアドアフィなんかも増えましたね。話が逸れるのでまた別で触れますが)


今回は伝え方とか、良く言えば視点のスイッチ、悪く言えば屁理屈みたいな話で恐縮ですが、掲題の「やった事無いから分からない」ことに対してどう向き合っていくか、について投稿していきます。


ロールスイッチという考え方


視点の切り替え方の方法の一つですが、同じ事象に対して立場を変えることによって見方を変えていく考え方です。
事象には裏と表がありますので、タイトルで触れている「やった事無いから分からない」という事柄にも表裏一体で
裏側があります。

「やってみて初めて分かることがある」
はい、屁理屈です。
でもこれを屁理屈で片付けず考えてみると、割と真理というか本質ではないかなと思っています。

過去、全世界のデジタルの広告予算の約半分を預かる巨大媒体の営業マンと同行する機会がありましたが「やってみて初めて分かることがある」と自信満々に話していました。

・分からないからリスクなのか?
・分かると今後どうなのか?プラスなのかマイナスなのか
・知らないというリスクに対してはどう対処するのか

結果が分かっているものだけを選択し続けた場合、マーケティングだけでなく生活のすべての選択肢で、シュリンクが起こってしまいます。

成果を上げる、効果を出す、そういったことを続けていく上ではアクセルを踏むことも重要です。そういった場合に「やった事無いから分からない」だと踏めるものも踏めません。というか、踏めないから困っている。踏んだらどうなるのかを知った方がいい。


タイムスイッチという考え方


未実施の施策を検討し、実施する
検討と実施、その後の振り返りという時間軸で得られる結果が異なります。
これはタイムスイッチという思考の切り替え方です。

確かに実施前は全容見えず不安ですが実施したあとの振り返りで、成功だったのか失敗だったのか、許容範囲内なのかどうなのか見えるハズです。
結果が最初から分かるものと、分からないものを比較するのではなく、
分からない現状と、知れる未来を天秤にかけ比較するべきなのです。


「やった事無いから分からない」って超ネガティブ


伝え方が9割という超絶有名な本がありますが、もはや伝え方というよりも自身のマインドに近い弱音が口に出てしまっているワーディングだと思っています。

逆にその選択肢が迫られている背景が必ずあるはずなので、そんなときは視点を切り替えて正しい判断を行えるように。

少しは気が楽になるハズですw

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