【コミュニケーション】OKには種類が複数あるよ、という話
こんにちは。
最近バッコリ寒くなってきましたね。
寒すぎて家でスマホばっかり触っているわけですが、下記のツイートがバズってるようで僕のTLにも流れてきました。
「ああ~~わかる😭」
って思いましたし、このnoteを書いてる時点で14万いいねと相当現代人は我慢されてるようであまりに多くの我慢人に刺さっている模様(笑)
おそらくこのツイートって友人や恋人や自身を取り巻くコミュニティ対して発言されているのかな?と思いましたが、これって結構ビジネスシーンにおいてもあてはまることってあると思うんですよね。
ビジネスシーンにおける「いいよ(OK)」
ツイートでは
『「ok」なのでは無くて「いいよ(嫌だけど我慢できるよ)」』
と記されてますが、恐らく我慢しながら「OK」と言っている人もいることでしょうから、今回は「OK=いいよ」として取り扱っていきます。
さて、前段が長くなってしまいましたがクライアントワークをしている中でこういったやりとりが結構あります。
「今回はこういった状況なので〇〇を進めていきますね」
「OKです」
「こうしたいんですが、いいですか?」
「わかりました、いいですよ」
さっきのツイートを見て今までのやり取りでも相当な人に我慢させてきたんじゃないかって猛省したい気持ちです。
おそらく理解して、快諾してくれてる方もいらっしゃったでしょうし、我慢を強いてしまったケースもあるかもしれません。
ちょっと細分化して考えたいと思います。
①OK(快諾)
1番理想的です。本来の「OK、いいよ」ですね。
そもそもOKだろうがNGだろうが、返事をするには
理解 → 納得 → 返答
上記のフローが無意識になされていることでしょう。
またそのフロー上、どこでも止まること無く承諾まで漕ぎ着けられればこの最善のOKをいただくことが出来るはずです。
②OK(容認)
上記と一見ほぼ違いはありません。
承諾という返答は引き出せていますし、問題無いようにも思われます。
またクライアントワークにおいてはこの領域のOKが1番多いのでは無いでしょうか?
言葉の違いで比較してみると
かいだく【快諾】
《名・ス他》よろこんで承知すること。こころよく聞きいれること。
ようにん【容認】
《名・ス他》それでよいとして、認めること。
なんか快諾と比べて納得感が低い・・・
より感覚的に表現するならば喜ばれてはいなさそう。
先程の返答までのフローで考えるならば2工程目の”納得”がどれだけ得られたのか、ベストプラクティスかベタープラクティスだったのか、によって快諾か容認かの違いが生まれると考えることができそうです。
③OK(理解不能)
これもたまに現場で見ることがあります。
理解不能なのに、なんでOKになるのか?
「よく分かんないけど、いい感じに進めといて」
「んー、いいんじゃないかな!」
こういったコミュニケーションです。
これはとても危険な「OK」で先程のフローで表す”理解”が得られないまま承諾を得てしまうパターンです。
認識の齟齬があるまま進んでしまい、後々「何故こうなってるんだっけ?」「OKって言ってたじゃないですか!」なんていう不毛なやり取りが発生することも十分考えられます。
④OK(諦め)
「あー、はいはい、わかりました」
ってやつです。
さすがに、、これはビジネスパーソンであれば空気感で察知したい。。。
しかし冒頭のツイートが14万いいねもされているということは、やはりビジネスシーンでも蔓延しているんでしょうか・・?
・理解は得られたが納得できない
・理解も納得も得られない
・理解も納得もできたが承諾することが出来ない(背景や事情)
そういったことから承諾できないが、その場しのぎのOKで出てしまう事もありそうです。そもそものコミュニケーション精度の見直しが必要です。
まとめ
理解 → 納得 → 返答
このフロー上どこにエラーがあったのか振り返りが行えればきっとOKの質が上がるはずです。そもそも自分が今まで勝ち得てきたOKは果たしてどこにカテゴライズされるのでしょうか・・?笑
このnoteではあくまでOKの種類について触れています。
ではどうやって快諾のOKを取るか、前向きなYESの構築、みたいなことはまた別の機会に触れられればと思います。
あと有名な『伝え方が9割』にもOKをもらうコミュニケーション方法がまとめられています。参考までに。
(我慢させちゃダメだぞ!)
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