焦っていること 4月24日

私は今、かなり焦っています。

さっきからずっと、トイレに行くのを我慢しているからだけではありません。

ゴールデンウィーク(以下GW)への対策についてです。

当店は既に、休業を決めていますが、GW中の蒜山への人の流れを、今からたいへん危惧しております。

岡山県は、県境での検温を実施すると発表しています。知事の「来たことを後悔させるようになればいい」という発言が切り取られ、話題になっています。
でも、行政の大事な役割として、「今は動いてはいけない」という空気を作ることは大切なことだと思っています。

同じく地元真庭市や観光関係者からも、具体的で強いメッセージを出してほしいと思っています。
「今は、蒜山に来ないでください」と。

こう思う背景には、この時期の蒜山の「人出」を舐めていないからです。
気候は穏やかな上に、山菜や新緑が芽吹き、とにかくめちゃめちゃ気持ちがいいのです。
誰もが訪れたくなるのは当たり前な時期です。
しかし今年、多くの人はグッと我慢するでしょう。

一方で、
「どうせ自然ばかりで、人は少ないだろう」
と考えて動く人は一定数います。
その一定数が重なると当然混雑が生じます。

先日報道の調査によると、コロナ禍で、県内の観光地の客数が軒並み減少した3月、唯一蒜山の施設のみが昨対比で増加していました。
先程述べた
「どうせ自然ばかりで、人は少ないだろう」
理論で、コロナ避難の日帰り客が増えたのです。
外出自粛要請が拡大された4月になって減ったとはいえ、当店の実感は、外出自粛中にも関わらず動く人は、みなさんが想像するよりも多いはずです。(だから休業を決めました)

既に関東圏では、緊急事態宣言中でも、湘南や箱根などの観光地は混雑しています。
「来ないでください」という強いメッセージを出す小さな市町村や観光協会も増えています。

個人のドライブやツーリング、サイクリング、登山ならば、接触リスクはないと言う人もいるでしょう。
しかし、食事や買い物、給油やトイレなど、何らかで立ち寄ることはあります。休業ばかりの蒜山では、数少ない営業のお店に集中するリスクが高まります。
そこはもちろん、住民にとって必要なお店であります。

だから今こそ、具体的なメッセージが必要だと思うのです。
「今は、蒜山に来ないでください」と。

当店も含め、苦渋の中、営業自粛や休業を決めた事業所が増えている今だからこそ、発信しやすいはずです。
これがどこまで抑止力があるかわかりませんが、短期集中で、できることは今こそ全てやっておくべきだと思うからです。

長期化したらこの休業は無駄骨どころか致命傷になるのです。

実は、数日前から個人的に行政や観光関係者に、何らかのアクションを促してほしいことを伝えてきました。
でも当たり前ですが、個人レベルでそう容易く進む訳もなく、GWを迎える今、こうしてヒステリックに投稿しております。

幸い、当店のページには、市職員さんや県市の議員さんや観光関係者の方々もフォローくださっております。
現場の生の声から想像してみて、ご検討いただけら嬉しいです。
 

ということで、やっとトイレに行ってきます、だっふんだ。

#悠悠 #蒜山
#おうちで過ごそう
#外出自粛