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「地方の伝統産業はイノヴェーション(価値創造)を起こせるのか」レポート

8/20に「地方の伝統産業はイノヴェーション(価値創造)を起こせるのか」 と題したイベントを実施いたしました。まずはレポートとして内容を共有いたします。


・参加者:

計 46 名が参加。湯沢市内はもちろん、首都圏から8名、秋田県内からは五城目で活動する複数の起業家が参加することにより、首都圏との連携、県内の連携も深めながら実施する形となりました。また、湯沢青年会議所や秋田県雄勝地域振興局などの団体と事前に打ち合わせを重ね、既存の事業者や金融機関など多くの属性の方が共存する多様性のあるイベントとして成立することができました。

・イベント切り口:

不便からイノベーションを起こす方法論である「不便益」に造詣が深い、日本 VE 協会/澤口氏と、湯沢の伝統産業であるヤマモ味噌醤油醸造元/高橋様の対談により、地域からイノベーションを起こす方法を探ていきました。また、(株)グランマ/本村様により、世界の各地域におけるイノベ ーションの事例を共有して頂いたことで、共通点を見出し、イノベーションを起こすために湯沢に必要な資源(ヒトモノカネ情報等)を認識する機会を生み出しました。また、終盤のワークショップでは「次世代型のリーダーシップとは?」を問いに、参加者全員のこれからのアクションを予感させる意見交換が行われていきました。

・イベントの効果:

不便な事柄や土地柄であっても、イノベーションを生み出せるという方法論を知ることになりました。また、今後は市内の起業家や既存事業者にも共有し、広く展開していくことで、すでにある事業の事例を不便益視点で検証する機会を生み出すことも可能性としてあげられます。登壇者のみなさまにも、今回の参加者の熱量の高さや多様性に強く共感して頂いております。引き続き、双方向のインタラクティブな対話の機会を通じ、参加者のアントレプレナーシップを養い、起業家育成へと繋げていくことを目指していきます。

*今回は事前のお声がけで多くの方がお集まり頂いたため、大々的なお声がけはできませんでしたが、機会を多く設け、より多くのみなさまが参加できる場を設計していきます。ご期待、ご参加宜しくお願い致します。



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