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隊員インタビュー!【國部 智之さん】〜空き家を活用してゲストハウスを営む〜

皆さん、こんにちは!

今回は、隊員インタビュー!ということで、湯沢町起業型地域おこし協力隊の國部智之さんに、お話を伺ってきました!

先日行われた中間報告会では、隊員5名が1年間の活動をプレゼンテーション形式で発表しました。
当日の中間報告会レポートはこちらの記事をお読みください!!

こちらのインタビュー記事では、隊員1名ずつ、計5名のインタビュー記事を順々に投稿していきます。

このような方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
・湯沢町在住の方
・地域おこし協力隊に興味をお持ちの方
・移住を検討している方
・湯沢町の魅力を知りたい方

ではまず、隊員の紹介から!

氏名:國部 智之(こくぶ ともゆき)
着任日:2023年4月
出身:大阪府
好きなこと:ゲストハウス巡り、スノボ、読書、サウナ、温泉、ドライブ、旅行、自然、歴史

越後湯沢駅西口の温泉街にて

■経歴について教えてください。

同志社大学を卒業後、大学院に進学しました。金沢大学大学院 人間社会環境研究科 地域創造学専攻で、ゲストハウス、ローカルの研究をして、修士論文を執筆しました。大学院入学当初は、まだゲストハウスについて知りませんでした。大学院1年生の時に、自分のビジネスプランを作成して発表する、石川県能登のビジネススクールに3ヶ月間参加しました。自分の好きなことやできそうなことは何かを色々考えていた時に、ゲストハウスという選択肢が残りました。それから、ゲストハウスの本を読んで面白いと感じ、実際に色んなゲストハウスに泊まりに行ってみたら、予想通りとても面白くてハマりました。

■湯沢町起業型地域おこし協力隊に応募したきっかけは?

これまでの知識を活かし、裁量権を持って仕事がしたかったので、隊員に応募しました。
大学卒業後は就職せずに、大学院まで行って、地域の研究をしてきたのに、そのまま普通に会社に就職して働くというのは面白くないと感じていました。大学院の2年間で学んだことや考えたことを、まずは活かせることをしたいと思いました。
その過程で、色々失敗もあると思うけれど、一番失敗できるのは20代までだなと。今できるうちに、やりたいことにどんどん挑戦していこうと思います。

この瞬間のフィーリングポーズ

■移住して、隊員になることに迷いや、不安はありませんでしたか?

不安は全くなく、むしろ新しいことに出会えることにワクワクしていました。ただ、自分から動かないと仕事はいただけないので、自立して積極的に動いていかなければならないと考えていました。活動していく中で、肩書きが何もない状態よりは、協力隊という肩書きがあることで、地域の方に受け入れていただきやすいと感じています。

■どんな活動をしていますか?

空き家再生士の資格を取得し、空き家調査の活動を中心に行っています。湯沢町の空き家は少ない状況で、空き家バンクのPR活動にも力を入れて取り組んでいます。並行して、宿泊業の物件探しをしているのですが、なかなか見つからない現状があります。
また、湯沢町での活動に活かせる学びを得られるので、他地域の空き家や街づくりに関連する活動にも積極的に参加しています。新潟市北区松浜地域の、朝市が有名な商店街の空き家活用事業や、群馬県みなかみ町地域の、湯宿温泉の観光を絡めた空き家活用事業等です。
地域協力活動では、同じく隊員のガチコさんが入団している、消防団の活動に参加したり、町内の飲食店さんとマルシェ出店、こども学園の活動等を行っています。

■ゲストハウスの魅力を教えてください!

様々なバックグラウンドを持つ旅人や、移住者、地域の人などが集まる中で、その瞬間瞬間しか生まれないものが絶えず訪れる空間というのはなかなかないと感じています。色々な人が集まって、気軽に交流できる空間はとても居心地が良いです。また、それぞれの施設で、雰囲気が全然違うんです。オーナーの方の個性が表現されているのも楽しめるポイントです。

■今後の展望は?

湯沢町や色んな地域で繋がったネットワークを活かすこと、春中に物件を確定してスモールスタートを切ること、ローカルを回りながら地域性を活かした事業ノウハウを蓄積していき、湯沢を中心にまたにかけるような活動をしていくこと、これらを意識しながら活動していきます。
ゲストハウスの事業については、旅人も、移住者も、地域の方もそこに居たくなるような落ち着く空間を作りたいと考えています。特に、共用スペースの居心地の良さにこだわります。これまで色んなゲストハウスに泊まって思ったのは、「光」の加減です。光がバランス良く入ってくるような空間に作り上げたいです。また、個性が強すぎても落ち着く空間にはならないので、複数の視点を持ちながら、デザインしていこうと考えています。建物に合わせて空間を作り上げていくため、細かい方向性については、物件が決まってから具体的に決めていこうと思っています。
ゲストハウスは、泊まれるだけではなくて、地元の方とも関われるような結節点でもあることが魅力です。みんなが集まり交流できる場所として、地域の方にも喜んでいただけるように、軽食を提供する飲食事業も併せて行っていく予定です。不定期でイベント開催もしていきたいです。オーナーが人と人を繋ぎ交流が生まれることもあると思います。1人で来てもいい思い出を持ち帰ってもらって、また戻ってきてもらえるような循環も作っていきたいです。

とにかく明るい國部隊員

■現在困っていることや、皆さんへのお願いはありますか?

湯沢町の空き家はあまり出ないので、ゲストハウスをする物件がまだ見つかっていません。湯沢町町内で15〜20人が宿泊できるくらいの規模の物件を探しています。

■リンク

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「湯沢町地域おこし協力隊」を検討されている方は複数制度がございますので、まずはお気軽にご相談ください!

以下のような制度があります。
・2泊3日〜2週間 おためし地域おこし協力隊(体験費・滞在費無料)
・2週間〜3ヶ月 地域おこし協力隊インターン(日額最大7,000円報酬あり)

ご相談の予約は、新潟県 転職・移住サポート ロカキャリ(https://locacary.com/yuzawa/)のWebサイトから可能です。
※移住・仕事等と同じ相談窓口から受け付けています。

以上、今回は、隊員國部智之さんのインタビューをお届けしました!!
(聞き手・書き手・写真:朝平美南子

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