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IVS2023KYOTO全く別界隈の大学生ですがスタッフをしてみました。

こんにちは。ゆず@ノマド女子大生 です。

先日開催されたIVS2023KYOTOにスタッフとして参加してきました。

【IVSとは】

IVSとは、簡単にいうとスタートアップ企業、ベンチャーキャピタル(スタートアップに投資する企業)、Crypto(仮想通貨や暗号資産のこと)が集まるどでかイベントです。

ステージで行われるセッションを見たり交流場的なところで繋がりを増やしたり、時には投資がその場で決定しちゃったり。スタートアップ経済が直に動いていく瞬間が詰まった三日間が、大きな会場で行われます。
参加している企業ジャンルは様々ですが、ざっくりとインターネットや最新技術系の物が多い印象。ハードプロダクトやソーシャルビジネスは少なめかなぁという印象です。(あくまで個人の感想です。両者に関するセミナーもありました!)

そんなところに普段は「地域コミュニティ!旅!社会実験!」とか言っているビジネスのビの字もない私がうっかり運営スタッフ参加をしてしまいました。

ゆずって誰やねんを思ってくれた人はこちら↓を読んでいただけると嬉しいです。簡単に言うと旅人で、寄り道文化を向上させようとしてる人間です。

そもそもなんで参加したのか

参加した理由としては簡単に言うと

「おもろそうだから!」

に帰結してしまいます。マジでそこに理由なんてないです。て言うか私の行動に基本論理性はないです。後から理由を後付けしていくタイプなので…

と言うことで、なんとか理由を後付けして、2つにまとめてみました。

1.全く別のビジネス界隈の人、内容を自分及び地域コミュニティの世界に持ち帰る

基本的に私は点と点は絶対に繋がるので、先に点を取りに行け!精神の人間です。どうしても同界隈だと価値観やアイデアの根源が似通ってしまうところがあるので、外部の風を取り入れたかったです。

2.イベントや企画を行う身として、IVSの企画からの学びを持ち帰る。

IVSは1万人規模というアジア最大級のイベントであり、10年以上の歴史があります。当然そこには沢山のファンがいて、コミュニティが形成されています。自分がずっと突き詰めてきた「地域コミュニティ」や「イベント」という領域においてこの経験は実になる。と思っていました。

経緯

2023年5月頃。ゲストハウスの友人でありトビタテ!留学JAPANの先輩でもあるじーこさんに紹介していただきました。(株式会社Plusbase代表

この「バイブス調達」の方

進路に激迷い(今もだけど)していた当時、「スタートアップの世界も見てみたら?長期インターン先とかも見つかるだろうし!」と言って頂き。
後何より

ジェットコースターに乗りながらピッチを行うビジネスイベントというパワーワードのみに惹かれ、参加を決めました。

誰もそこで参加を決めてないと思う

とはいうものの私はスタートアップ界隈に全く全くま〜〜〜〜〜〜〜ったく詳しくない女。

どれくらいかというとエンジェル投資家のことを善意だけでお金を寄付してくれる人だと思ってたレベル。

まじで見返りとか皆無で募金してくれる謎の金持ちだと思ってた。

流石にまずいと事前に予習しようとしたものの本番一周間前に大風邪を引き、NO予習のまま当日に突入。

鴨川が、、綺麗だった、、

肩身狭いまま、受付になる

今回のボランティアスタッフは、3日間のイベントの運営なのですが流石一万人規模のイベント。ボランティアも100人体制です。

規模感がでかいんじゃ

後遺症で重い体を引きずりながら顔合わせをします。ただこのボランティア達

「OO大学です、VCやってます」
「起業しました」
「起業サークルです(そんなのあるの)」
「Web3がなんちゃらでどうだらこうたら(もうわからない)」

というビジネスの福袋並の実績を持つ方々。
そんな世界軸の中で

「あッスー…旅人ッス…戦地いったり地域行ったりしてました…」

という場違いの極み自己紹介をする今村。
立ち話をしようにも専門用語がわからなすぎて始まる会話の意味がわからないぞ!!!

エクイティもLPもなんもわかりません。ランディングページですか???(ググってください)

半泣き状態で割り振られた役職は会場受付。

正直「会場の外やんけ…」とちょっと残念だなあと仕事を始めました。

後述しますが、私にとって受付スタッフという立ち位置はとても最適なものでした。統括をしてくださっただいむさん、日々エンジニアリングを行ってくださったお二人には本当に感謝してもしきれないです。

知識ゼロな今村の身の振り方

このイベントは、基本丸一日ステージでは有識者の方の講演会、それ以外の場所では起業家とVCのネットワーキングが行われています。

イメージは音楽フェスですね。メインステージではライブ、サブステージでは小規模のライブや企画、その辺の原っぱで交流。みたいな感じです。

イメージこんな感じ

ですがその『交流』がただのお友達作りではありません。投資してくれる人を探したり、業務提携先を探したり、熱量が高いです。「なんとなくおともだち作りたいですえへへ」という人はほぼいない。

みんな爆速で名刺出すし、100人繋がることを目標にする人がいたり、道を歩けば3秒でご挨拶していいですかと言われたり、異様な三日間です。

で、私はその世界で何をしていたかというと

3日で3人の人にちゃんと感謝されよう

とだけ意識して動いてました。

もちろん初めはとにかくたくさんの人に出会いたい、と会話を始めよう始めようとしていたのですが、あまりに自分に合ってないなと感じました。

私の中で会話はお互いに感謝しながらできるものだと思っています。
日常生活で雑談をするのはお互いが息を抜きたいから。
悩み相談も自分のことをわかってもらって慰めてもらうとか、打開策を教えてもらえるから。
なんの気ない会話でも、うっす〜〜〜らでもお互いに感謝をしあってる状態がかなり大切だし、ものすごく気になってしまう性質の人間だと思います。

しかしIVSのような、そもそも自分と活動領域が違う、ハイレベルな人たちの集まりの場合、私は確実に「感謝をする」側にしかなれないのです。確かに地域のこと、旅のことは詳しいですがその話題を求めている人が少ない状態だと、私がビジネス業界の全てのことを「教えてもらう」立ち位置になる。(別件も沢山ありますが!)

その状態で『人と繋がる』ことを目標においた会話は私はどうにもできないし、やっててあまり気分が良くなくて、

「まあ別に人数少なくていいから、一人一人に『今村柚巴と話してよかった』って思ってもらおう」

というように転換しました。

著名人にも詳しくないので「OOさんに会いたい」的な人もおらず、いい意味で欲がない状態で人と話せた。

スタートアップ知識がない自分が、その感謝の往来の中に入る、という点において、受付スタッフという位置付けはかなりよかったな、と思います。

道に迷ってる外国人の方をご案内したり、『こういう人と話したいんです』と言ってくださる方に知人を紹介したり、閉館時間になってもお客さんが帰らなかったら一緒になって追い出し作業をしたり。

入り口は全ての人が通るし、状況も見えやすい。自分ができるかもしれないお仕事を探し出すことがしやすい環境でした。

自分がやられて嬉しい、どんなに小さくとも困っている人への手助けをすると会話が自然と始まり、「普段は別のことをしているが、スタートアップの業界を見にきた今村柚巴」をしっかり認識して、業界のことを少しずつ教えてくれる。
もちろん濃淡はありますが、お互いに感謝しあっている状況ではあるので、無理なくフラットに話ができる。と考えていました。

多分、参加者として参加したら「繋がりが欲しいです!」という会話しかできなかっただろうし、終わった後も「その場限りの関係だな…」的な人が100人いる。
という状況になってしまっていたと思います。それだったらたとえ3人でも、「きっとまた会えるな」と思える人がいた方が自分にとってはハッピーでした。

今回嬉しかったこと3選

1 世界観を広げることの必要性

私は普段「寄り道、目的を持たずに移動すること」の価値を上げる活動を行なっています。目的意識を強く持ち、勢いよく成長していくようなスタートアップとは正反対の物事の価値を追求しており、一見水と油のようで、混じり合わない世界のように見えます。
しかし、正反対のように見える中でこの三日間を通して共感し合う瞬間が沢山ありました。

勝手ながら、スタートアップに勤めるような方はタイムパフォーマンス史上主義的な印象があったのですが、それだけでなく、情緒だったり楽しさだったりを追求している方も沢山いて。

自分の領域のこと(私であればコミュニティや地域のこと)を突き詰めるだけでなく、一見異なる価値観を大切にする人たちと横断的に会話をすることで、初めて自分が成し遂げたい世界に近づけるようなモノや行動を生み出すことができる。

と、肌で実感しました。そこからまだ何が生まれてるわけでもないですが。

2 自分のアイデアを臆せず言おうと思った

私は「寄り道文化の向上」という活動を行なっています。初めはその抽象度の高さから自信がなくてそのことを言うことができていなかったのですが、何度も「君は何をしているの?」と言われ、自分なりに伝え…の連続でした。

正直鼻で笑われるかな、、と思いながら行っていたところもあったのですが、想像の何倍もみなさん挑戦に対して寛容で。「いいじゃん」「わかる」とポジティブな言葉を沢山かけて頂きました。

まずできるかできないか、伝わるか伝わらないかを考えるより前にしっかりと伝えていくことで肯定感が上がり、次のステップが見えてくる。

超超初心ですが、すっかり忘れていてしまったので、思い出させられました。

3 異なる世界の人たちでも、「楽しさ」は共通できるはずと信じられた

フェスのような広告クリエーティブ、縁日のような内装のHR横丁など、かなり幅広い人に楽しんでいただくことを心がけていらっしゃることがひしひしと伝わってきました。

このリンクを見ると狂ってるほどにとんでもない製作者の努力を見ることができます

初心者である学生と第一戦を走る起業家やVCが共に「遊んで」いる様子を見て、分野が違うとはいえ、お互いに共通することができる『楽しさ』の接着点がうっすらですが見つけられた気もします。

HR音頭を踊りました。社長も人事も学生も踊る。

今回悲しかったこと

相手にリスペクトがない瞬間、に出会う瞬間はありました。

三日間過ごして色んな人と話したり話してる様子を見たりしてました。
これだけ人数がいると仕方がないことかもしれませんが、相手の目を見ずに話していたり、集団で話について行けてない人がいてもお構いなしに会話を続けたり、仕事の手が空いた瞬間に他の人の手伝いよりも自分のネットワーキングの時間に充てたり、という人に会うことは少数ですがありました。(スタッフお客様問わず)
やはり勢いがあって時間も限られている以上、自分が中心になってしまうことも多いのかなと。

他のコミュニティに比べ、とてもポジティブな感情を持っている方が多い分、悲しいなと思う瞬間がより際立つようには感じられました。

書くかどうか迷ったのですが、自戒を込めて。

まとめ

色々と書きましたが!

私にとって今回参加したことはものすごくよかったと思います。
私は普段全く違う、コミュニティだったり地域だったり、寄り道だったり、そんな活動をしております。

しかし全く別の世界軸に関わるきっかけはスタッフというチャンスがなければ得られなかったなと思っています。これからもいろーんな世界に出没して、遊んでこようと。その上でその経験を良かったと言えるか否かが大切。
そう思いました。

さて。今週末からは自身のイベントになります。こんな私は何をしているのか。ぜひ見に来てください!


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