高給優遇されるべき仕事を(最初は)ボランティアでする理由

事実婚生活を始めてから、夫について色々と衝撃を受けました。

・日系人であっても、住所・氏名以外の読み書きは困難
・日本がアメリカとの戦争で負けたことを知らなかった
・日本人が必ず学校で英語を学ぶ理由を知らなかった
・ブラジル式ローマ字の書き方がヘボン式ではないこと
・英語学習経験がないため、アルファベットの読みが怪しい
・哲学者の名前を一切知らない
・かなり有名な芸術家を知らない
・「おおかた(大方)」という言い回しを多用する
・日本以外の国の軍隊まで「自衛隊」と呼ぶ
・性教育を全く受けていないと判明
・名前の漢字は日本に来てから決めた

夫は「農家の息子に学問はあまり必要がない」と言われ、日系人学校を中退させられています。

それを引き算して考えても、「日本在住期間がそれなりに長い日系人学校出身の日系人でも、これだけの困難を伴うのだから、それ以外の人達はどんなにか…」と思い至りました。

「なごやか市民教室」ボランティア講師に応募した際、あえて添え状に在日日系人ブラジル人男性と事実婚していること、事実婚生活の中で感じたことを講座で活かしたいという思いを書きました。

講座計画の内容にも、それらを反映しました。

開講が認められた講座は、応募総数116件中何件かわかりませんが、受講生が集まらなければ、講座が成り立ちません。

インターネットで情報発信している身として、受講生集めにどうインターネットを活用するか、考えどころです。

何しろ、講座の対象者は「日本語で会話ができても、日本語の読み書きができない在日外国人」ですから…。


今回、開講が認められて、講師やそれに類する仕事の経験も、一応あって良かったと思っています。

たとえ、パワハラや残業代不払いがあるようなブラック企業だったとしても…。
(有名大企業ではありません。)

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