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朗読のBGMや効果音について

オーディオブック配信プラットフォーム「Writone(ライトーン)」の利用を始めて以来、声で表現をする活動・お仕事の方々との交流が増えました。
個人的な交流がない方も含めて、私の作品を音声化して下さった方は、それなりの人数いらっしゃいます。

そうした創作環境の中で感じていることを、書きます。

朗読にBGMや効果音が使われることは、聴き手の立場でも、執筆者の立場でも、構いません。

・作品の世界観に合っている
・さらに世界観を膨らませている
・執筆者の意図とは別のいいニュアンスが加わる
など、プラスの効果が見込めるので。

ただ、個人的な欲を言えば、声を当てて下さる方の声だけを聴きたいというタイプです。
声フェチ心を満たして下さるお声の持ち主様なら、なおさら。

朗読にBGMや効果音をつけるのは、音源や動画として作成したり、朗読劇の音響・演出効果にしたりする場面で可能なことです。

でも、リアルな世界で生朗読をする場合……
例えば、介護施設・公民館・学校などでボランティアの方が朗読をするときには、作中の擬音語も含め、朗読者の声のみで表現されます。

中にはBGMや効果音の音源を用意して使う方もいらっしゃるのかもしれませんが、少数派ではないでしょうか。

朗読の原点を思えば、朗読者の声のみで表現をする世界です。
BGMや効果音なしでも人を惹きつける力がある方は、いざという時「強い」でしょうね。

音源を作成して、オンラインで送ってお仕事が完了する・活動ができるというのはいい時代になったな…と思う一方で、ある意味、残酷さも感じます。
声で表現をする能力に長けていても、音源作りの能力・環境が弱点と見なされる場合もある時代だからです。

そういう意味で、音源作りの能力向上・環境改善のために、BGMや効果音を入れるのを試してみたいというお気持ちもわかります。

総合的に考えると、BGMや効果音が入るのも入らないのも「正解」だと思っています。

Writone(ライトーン)」の無料公開音声をお仕事のボイスサンプルにされている場合、その時々で必要な音源作りに拙作をご利用ください。
有料販売許可設定している作品に関しては、有料化も大歓迎です。


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