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周りにつらさをわかってもらえない人なんですね。

タイトルは、ある医師の言葉です。
頸椎椎間板ヘルニアの激痛で、麻酔薬を注射してもらった時、そう言われました。

「注射は嫌がる人が多いのに、こんな痛い注射打って欲しいなんて、よっぽど痛いんですね。でも、あなた、こんなに穏やかでいられるんだもん……周りにつらさをわかってもらえない人なんですね。」
どんなに苦痛を訴えても、一番身近な母にすら理解されず、勤務先でも充分な配慮を受けられない状況にあった、私の心を救ってくれたひとことです。

さらに、「見た目でわかれば周りが気をつけてくれるから……」とコルセットを勧めて下さいました。
お陰様で、通勤時には配慮してくれる方に出会えました。

通勤用のカバンを持つのすらつらかった私に、席を譲って下さった方がいらしたのです。
その時の「どうぞ、座って下さい」のひとことも、私を救ってくれました。

つらさをわかってもらいにくいのは、一人っ子でも親を頼りにくい家庭環境で育ち、人に頼るのが苦手な性分だからかもしれません。
さらに、頸椎椎間板ヘルニアを発症した頃は、勤務先の状況が大きく変わり、新しい上司や同僚達との関係でも悩んでいました。
そんな時だけに、救われたという思いが大きかったです。



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