学校の謎!?最高じゃん!!

ドサッバサッボコッドコッ

とNin○endo Switchから音が鳴る。

「いった~!」
「くたばれえええええええええ!」
私達からの口からも音が出て来た。今の私は押され気味だった。
「ギャッ!」
寝転がってやろうとすると、パソコンに足を引っ掛けた。痛くてビクンッと震える。叶斗は
「痛いの痛いの、昴に飛んでいけえええ!」
とゲームしている手を止めて、痛い足をさすってくれた。
「昴って誰?」
私は聞いた。昴って他人でしょ?他人に飛んで行けって失礼すぎっ!
「え?なんか、可愛らしい、ピンクと水色の髪の女の子が教えてくれたんだ。なんか、この学校の伝統で、今だともしかしたら校歌になってるかもだって」
え~⁉知らなかったっ。私は感動で動く。
「・・・・・・可愛い?」
私はピクリと動きを止めた。
心に火が付いた。
「ズルいっ!何勝手に一人で青春してんの⁈」
「え?・・・・・・いや~、その~。付き合ってるとは言ってないじゃん?しかもあの子、自分の事神だって名乗ってたし。」
私は話に聞く耳を持たず、
「隙ありっ!」
と言って叶斗のファイターに攻撃を繰り出した。
叶斗のファイターは画面外へ吹っ飛んでいく。
テレビには、何機残っているかが表示された。

何故か叶斗は顔を赤らめた。

「あっ、あぁ。。。(好きじゃなくて、隙か。最近どうかしてんな)
てかそっちの方がズルい!俺が話してたのに!」
「アハッ」私は笑顔になって攻撃を続けた。
そして、ピンポーンと叶斗の家のチャイムが鳴った。
「誰?」
そう言って私はモニターを見て、ゲームの画面を止めた。
「ゲッ」
父だった。
「ごめん、うるさい奴が来たからさ。帰るね」
私はゲームの画面をそのままにしたまま、叶斗の家を後にした。


なんで来たの、何しに来たの、父うるさいよ。
GPS外してよ。

言う事は沢山あった。
でも、無理だった。
だって今、反抗期だもん❣
「おい歩弥。誰だよアイツ」
「幼馴染の叶斗だよ、忘れてるの⁈」
バカだなぁ、父は。

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