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感動しました!~劇団TipTap『Play a Life』観劇~

今日は博品館劇場で劇団TipTapのミュージカル『Play a Life』を観劇しました。 

劇団TipTapのオリジナル作品で、休憩なしの約80分、オケは鍵盤とチェロのみ、セット転換もなく出演者は3人だけという比較的コンパクトな作品。

2015年からキャストや形態を変えつつずっと再演が続いている劇団TipTapの看板作品で、今回初めて観劇しました。今回は2チーム制での上映で、観たのは黒猫チーム、相葉裕樹さん、松原凛子さん、豊原江理佳さんの回でした。

かつては役者を夢見ていて今は世界史の非常勤講師が相葉くん、そこにやってくる教育実習生が豊原さん、そして相葉くんの妻に松原さんという設定です。詳しいネタばれは避けますが、夫婦ふたりの物語だとちょっとしんみりしすぎるところを、この教育実習生という存在がうまくキーになっていて効いているなと感じました。

Play a Life=今を生きる、という普遍的なテーマがコンパクトなミュージカルとして描かれていて、自分にとってのかけがえのない存在を亡くしたときに、どう受け止めて生きていくか…と考えさせられ、惹き込まれました。

終始耳なじみのよい音楽で、特にテーマ曲は終演後には口ずさめるほど印象に残ってすごく良かったです。

あまりにも感動したので、過去に上演されたときのBluRayも購入し、今回の黒猫チームのBluRayも予約してきました(オリジナル作品なので、円盤化がありがたい!)。

これからも様々なキャストで全国で再演が繰り返されればいいなと心から願います。小規模の質の良い佳作を生み出してくれる劇団TipTap、これからも応援していきたいと思います!


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