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もっとじっくり味わいたい!~観劇『カム フロム アウェイ』~

情報解禁からずーーーっと楽しみにしていたミュージカル『カム フロム アウェイ』を観劇しました。

青と黄のテーマカラーも素敵

9.11のテロでアメリカ上空が封鎖され、急遽飛行機が降り立ったのがカナダの小さな町、ガンダー。普段の人口の何倍もの乗客を急遽受け入れることになった町の人々と、様々な国籍やバックグラウンドを持った乗客との温かな交流(実話)が、個性的なケルト音楽にのって12人のキャストだけで綴られる100分1幕もののミュージカルです。

笑っちゃうほど強力なメンバーが集められていることが注目され、例に漏れず僕も大好きなキャストが何人もいるので、サントラを聴き、関連動画もすべて視聴して観劇に臨みました。

観た感想は、まずはとにかく展開がスピーディ。めまぐるしく変わる場面に早口で交わされるセリフ。そこそこ事前の予習をしていて良かったかも、と思いました。一方で、動画で視聴していたシーンを生で観て、あーこういう感じかと確認する形になったので、ちょっと張り切りすぎて事前情報をインプットしすぎたかも?とも思いました…このへん、バランスが難しいですね。

とはいえ、石川禅さん、トウコ(安蘭けい)さん、田代くんに浦井くん、橋本さとしさんに濱田めぐみさん、シルビア・グラブさんと、大好きな人達が出ていてしかも舞台にずっといるもんだから、オペラグラスで観たいところが多すぎて大変でした。セリフの押し出しは、吉原光夫さんやさとしさん、浦井くんの上手さが際立っていたような気がします。トウコさんと禅さんのデュエット「Stop The World」は絶品でしたし、アメリカン航空女性初のパイロット・ビバリー役の濱田さんのナンバー「Me And The Sky」は1曲でビバリーの人生が浮き上がってくるような、ドラマとしてガンガンに歌うめぐさんの良さが炸裂していて最高でした。これぞめぐさん!という上手さでした。

あまりにも楽しみにしていたので、オペラグラスで観たい人達を追いかけていたら一瞬で終わりました…。いやー、もう少し作品そのものや音楽、ドラマをじっくり味わいたいです。いつリピートしようかな。これは最低もう1回は観劇したいです。。。


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