逸材 #8
大谷翔平を形容する言葉がいよいよ底を尽きようとしている。
現地7月4日のBaltimore Orioles戦の第二打席で31号ホームランを放った。シーズン83試合目、大谷翔平選手にとって78試合目での到達であった。31本のホームランはシーズン前にわたしが予想した本数であり、オールスター前に早くも到達してしまった。
ここで、シーズン前の予想と31号ホームランを放った時点での成績を比較する。
【Yusuge予想 シーズン前】
99試合 445打席 31HR 66四球
※代打出場は除外
【シーズン前Yusuge考察】
打者は打席数とホームランにフォーカスした。
打席数は2019年全試合二番打者として出場したTrout選手を参考データとして用いた。
なお、過去3年間のデータとオープン戦で見た直感から全打席のうち15%を四球と換算した。
そして、12打数に1HRは打ってもおかしくないと判断し、31HRとした。
【現地7月4日 第二打席終了時点】
78試合 315打席 31HR 36四球 出塁率 .368 長打率 .709 OPS 1.077
※代打出場含む
正直シーズン前に設定した12打数に1HRも少し願望も含めた設定であった。ちなみに、打数とは打席数から四死球や犠飛を除外したものである。
それにもかかわらず、そのペースをはるかに上回る8.87打数に1HR (275打数 31HR) のペースで量産している。最近15試合に限定すると、3.42打数に1HR (41打数 12HR) という、もはや規格外のペースで量産している。
ちなみに、バント安打を除く最後に打った単打は6月16日である。
2週間前に修正した予想を見てみる。
【Yusuge予想 6/20修正】
148試合 607打席 42HR 90四球 出塁率 .379 長打率 .624 OPS 1.003
※代打出場含む
仮に上記打席数を消化した場合、現在のペース、すなわち約9打数に1HRのペースで打ち続けたら、56HR前後に達するだろう。シーズン前に予想した12打数に1HRのペースでも42HRに達する。
いずれにしても、最終的にはその間で落ち着くだろう。
※大谷翔平選手は投手としてもハイレベルの数値を残しています。
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