日差しが眩しい…
推しチームの試合観戦はデーゲーム
いつもは試合開始の3時間前くらいから仲間と集まって呑むのが慣例になっていたが、この日は寝不足と二日酔い気味で1時間半の遅刻…

いつもの場所に到着すると7、8人が集まって飲んでいた
みんなニヤニヤしながら

「昨日、キレイなお姉さんを持ち帰ったんだって〜？」

チャラ男が昨日の出来事をしっかりと仲間に報告済である

チャラ男とは11歳離れている
ノリが合う仲の良い友達って感じではあるものの年上の人間をしっかり立てて礼儀を重んじるところもある、ひとことでいうと良い人間

10年ほど前に大学生だったチャラ男とTwitterを通じて知り合ったのが昨日のことのようだ

同じ観戦仲間という大きなグループの中で、くっつたり、離れたり、時にはいがみあったりする人たちもいた
俺とチャラもお互い女性問題やこちらの離婚などプライベートの突っ込みどころは多々あったわけだけど
お互いに干渉しあわない、興味ないふりをできる心地の良い関係性だったのかと思う

10年たって互いの生活の状況が落ち着き、急に二人のスポーツ観戦熱が同時に高まってサシで遠征行くようになり、プライベートで飲みに行き、そして新しい出会いを作ってくれた
人との出会いや繋がりが生み出すものは唐突だけど、繋がっていないと何も生まれない

この楽しい観戦仲間の輪が平穏なまま、ずっと続いて欲しいとこの時は願っていた

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