「漫画占い」レポ

先日、東京ネームタンクの東西サキさん(@touzai69)が行なっている「漫画占い」というものを受講してきた。私の周りではジワジワ知名度が広がり、色んな漫画家さんたちが受けているのを横目で見て、自分もやってみたいと思ったのがキッカケだった。
こちらのツイッターモーメントに漫画家さんらの感想がまとめてあるので、結果を知って楽しげにしている皆さんの姿をぜひ見てほしい。

「漫画占い」と銘打っていらっしゃるが「漫画家の奥底に潜む欲求分析」に近い気がした。
まず好きな漫画を5作(私は絞り切れず6作)選出すると、そこから己のコダワリを東西さんが見出してくれる、というものだ。
私が選んだのはこちら。(タイトルからAmazonに飛べます)

谷仮面(柴田ヨクサル著)
うしおととら(藤田和日郎著)
ペット リマスター・エディション(三宅乱丈著)
ディアマイン(高尾滋著)
町でうわさの天狗の子(岩本ナオ著)
高台家の人々(森本梢子著)

この漫画の中から共通点を探し出し、自分でも気づかない萌えや思想、人生観などを言語化してくれるというのだから6千円は安いと思う。
実際、私が診断された内容をざっくりまとめると…。

・異質/異形キャラを包み込む目線キャラの母性萌え
・光属性キャラが逆境の中でどこまで耐えて、自分の主義を貫き通せるかのシュチュエーション萌え
・キャラのバックボーンや生い立ちを、リアクションを通して知りたい。またその心の揺れ動きは目線キャラが引き出してるのを見たい

という結果だった。心当たりしかない。

私の場合幼少の頃からずっと読んで来たので、漫画の好き嫌いが激しく、萌えや思想は自分なりにハッキリわかってるつもりだった。
ただそんな私でも「なぜこの漫画を選んだのか」というヒアリングを丁寧にして頂き、自分でも思ってみなかった結論がでたのである。

ぶっちゃけ当初の目的では無自覚の新規開拓萌えではあるが、ここには書きれないほどの深い分析によって、すでに自分の自覚している萌えを補強ないし強化、というかハッキリ言語化できたと満足している。
ぜひ皆さんにも「あ〜〜〜(気づき)(察し)(納得)」を体験していただきたい。
めっちゃ面白い。マジで。
知らない自分を知るって、メッチャ面白い。

診断後は、ネームや過去作があればそれを読んでもらい、新しい気づきを生かす方法も一緒に考えてもらえた。優しさが染み入る。
語彙力にかける自分からは「新人漫画家には、ぜひ体験して欲しい」という、デカい主語で言い表すことが精一杯で申し訳ない。
関東近郊の方は直接、遠方の方はスカイプから申し込むのがいいと思う。
自分の理解は自分だけじゃ限界あるという気づきを得れる、それが東西さんの「漫画占い」。

申し込みはこちらから。2段目の「持込先・進路相談」から申し込むことができます。ぜひ皆さんも体験してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?