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北海道離島日誌その1・「二度と電話すんじゃねー!」

今年二度目の北海道はなんと礼文島。
 
目的は、
「日本三大バカユースホステル」
と呼ばれている
「桃岩荘」
というお宿。
 
早朝に自宅を出発し、
羽田から稚内空港へ。

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そこからタクシーに乗り、フェリーへ。

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お昼の2時過ぎに礼文島に到着。
 
フェリー乗り場に着くと、
ものすごい勢いで旗を振っている男女二人組が。。。
 
「桃岩荘」のお迎えの方でした。

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ユースホステルなので夕飯の準備はない、
ということで、
何か礼文島らしいものを食べようということになり、
フェリー乗り場近くの商店街らしきところへ。
 
あ、ちなみに起業家仲間さんと3人での男旅でした。
 
お店の数のそんなにないので、
とりあえず最初に目についたお店に入ったら、
焼肉屋さんでした(笑)
全然礼文島らしくない(笑)

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とりあえずお腹を満たし、
タクシーで「桃岩荘」に向かおうとするも、
そもそもタクシーが見当たらず。
 
ネットでタクシー会社を調べ、
電話をし。
 
さて、とりあえず待っていましょうか、
というところに、見覚えのある車が。
 
なんと「桃岩荘」のお迎えの夜便が
たまたまフェリー乗り場に来ていたのでした。
 
そこで先ほどのタクシー会社にお断りの電話をしてもらうと、
起業家仲間Fさん、苦笑い。
 
「二度と電話すんじゃねー!」
と、
もはや平成よりもさらに遡った昭和なセリフで怒られてしまったそうです(苦笑)
 
そんなこともありつつ、
「桃岩荘」のお迎えの車のなんとかかんとか号に乗り込み。
 
車はすぐに出発すると思いきや、
「この車は最新の音声認識AI機能を搭載しており、みなさんの音声を認識しないと出発することができません」
 
と。
 
ほお、礼文島のテクノロジー、すごいじゃないか、と感心するのもつかの間、
 
「私が、『発車』と言いますので、皆さん大きな声で『オーライ!』と言ってくださいね!」
 
ということで、
このあともいくつかの通過儀礼があり。。。
 
途中くぐった桃岩トンネルでは、
「みなさん、このトンネルでは、知性、教養、羞恥心の3つを置いていっていただきます」
という、非常に「マジか」な儀式などもあり。
 
やっと辿り着いた桃岩荘では、
正面玄関のドアを開けると、
「おかえりなさーーーーーーいいい!!!!!!(どんどんぴーひゃらぱんぱんぱんどんどんぱふぱふ)」
と大騒ぎ。

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この時点で(この前からか)一緒に旅したKさんとFさんはだいぶ引いてました(笑)
 
まあ、僕はこれを見たくてここに来たので発車オーライ、じゃなくて結果オーライ。
 
桃岩荘に足を踏み入れると、館内の説明があり、
その後「ミーティング」という恒例行事がありました。

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礼文島の説明があったり、歌ったり踊ったりと、
小学生の頃のキャンプファイヤーの周りで行われたようなことが繰り広げられたのですが、
僕はもう、
「絶対星空がやばいことになってる」
ということばかりに気を取られ、
ミーティングはそこそこに3人で外に出てしまったのでした。
 
そうして見上げた礼文島の星空。
 
やばかった。
 
携帯で撮影できるほどやばかった。

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ほんと、桃岩荘は好みが大きく分かれるけど、
この礼文島の星空は
絶対誰しもが見た方がいい。
 
そう思った夜なのでした。

(続く)

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